オーストリア航空の欧州内ビジネスクラスのフライトレビューです。この時はコペンハーゲンからウィーンに飛びました。
オーストリア航空ビジネスクラス・チェックイン
コペンハーゲン国際空港のチェックインカウンターです。ファーストクラスはありませんが、ファースト・ビジネスのチェックインカウンターは優先レーンになっています。セネターメンバーやスターアライアンスゴールドメンバーもこちらからチェックインできます。
ルフトハンザ系列の航空会社は全てこのカウンターでチェックインを取り扱っているようでした。
オーストリア航空ビジネスクラス・搭乗
ラウンジを出て搭乗ゲートにやってきました。実はこのフライト、OS便のフライトなのですが、Operated by AirBerlin という注釈がついていました。それでも一応ANA特典でも予約ができたのですが、機材やサービスはエアーベルリンなのかなと思っていましたところ、駐機していたのはOS機材でした。
便名表記も何の変哲も無いOS便そのもの。エアーベルリンとのコードシェアもありません。
混乱して優先搭乗なんて機能していないことも多い欧州域内便ですが、しっかりとPriorityLaneがありましたので、ありがたく優先搭乗で機内へと進みました。
搭乗までにシップを眺めると、オーストリア航空のロゴの下に小さくOperated by Air Berlinと書かれています。この機材は恒常的にABのクルーで運行されているのでしょう。
今回はビジネスクラスでの予約ですが、欧州域内ですのでシートはエコノミーの中央席ブロック。特筆すべきことはありません。
自分の席は2Aでした。シートポケットに入っているのはオーストリア航空のセイフティーインストラックションカードや機内誌です。
一方で、クルーは全員ワンワールドのバッチをつけたエアーベルリンのクルーでした。ルフトハンザグループに属していながら他のドイツ系航空会社に飛行機の運航を委託するというのは何とも面白い話です。
出発
出発準備が整うとシップはオンタイムでプッシュバックを開始しました。コペンハーゲンらしく地上滑走中にはSASの翼がたくさん並んでいました。
他に駐機している機材は欧州キャリアのリージョ機材が中心でした。
特に混雑とも無縁な空港のようにも思われるのでシップは順番待ちもなくスムーズに離陸です。
高層ビルもほとんどなく、のどかな感じのコペンハーゲンの街並みを見ながらシップは高度を上げていきました。
環境に優しい風力発電の設備が海の中に立っています。なんとなく北欧らしい景色です。
オーストリア航空ビジネスクラス・機内食
さて、シートベルト着用サインが消えると機内食サービスが始まります。運航がエアーベルリンなのでオーストリア航空の機内食が食べられるか心配でしたが、出てきた食事を見て一安心!DO&CO監修のOS特製機内食でした!
三角形の器がOSらしい機内食です。
ブレッドは幾つかの種類から選ぶことができました。
特筆すべきはこのホットミール。まず欧州のリージョフライトなのにホットミールが提供されることが嬉しいです。その上、とても凝った食事で、一般的な機内食に比べて1段も2段も美味しく感じました。
卵とハムとチーズのホットミールです。めちゃめちゃ旨かった!
ドリンクはスパークリングワインも搭載していたようです。朝早かったので飲みませんでしたが、撮影用にお借りました。
最後はコーヒーを飲みながらブログを書いたり、ウトウトして過ごしていました。
そうこうしているうちに、あっという間にウィーンに到着。今度はオーストリア航空の翼が並ぶOS天国です。
同じ赤色の飛行機なので、一見すると気づきませんが、こちらはスイス航空のシップです。ここがチューリッヒなら何も不自然な点はないのですが、なぜに77Wがウィーンにいたのでしょうか?VIE/ZRHが77Wで運行されているとも思えないですし…
地上滑走を終えて、シップは駐機場に到着。運悪く沖止めでした。
まあ飛行機を間近に眺められる楽しみもあるので沖止めは一長一短ですね。
Bottom Line
欧州内の機内食はコールドミールでガッカリすることもしばしばですが、OSの場合にはかなりの確率でホットミールが提供されているように思います。しかもDO&COの監修なので食事のクオリティも高いのですよね!たとえ欧州内だけでもOSに乗る機会は少ないかとは思いますが、欧州内便で乗るのであれば断トツでオススメしたいキャリアです。
この時のチケット情報はこちら