カンボジアから日本に帰る際にCXのビジネスクラスを利用しました。今回は香港から名古屋までのビジネスクラスのレビューです。
この時利用したチケットはJMBで発券した以下特典航空券です↓
キャセイパシフィック航空ビジネスクラス・シート
本日の搭乗機はB777です。多くのエアラインは乗ってるうちに飽きてきますが、CXに乗る時は未だにいつも機体を見るだけで興奮します。自分と相性抜群のエアラインなんだと思いますw
今回はアワードのルーティングルールの制約上、日本の到着地点は名古屋に設定しています。
そういえば最近(と言っても結構前ですが)CXの搭乗方式が変わりました。以前はFirstのカテゴリはなく、ファースト客から平マルコまで全部同じ優先カテゴリでしたが、今般トッププライオリティレーンとしてF客とエメラルド用のレーンが追加されました。
ここが優先レーンだと思って知らずに並ぶ人が多かったですが、大半はエメラルド持ってなくてビジネス側に誘導されていました。
さらにその下にビジネスクラスとサファイアのカテゴリが。
そしてワンワールドではノンステータス扱いの平マルコの優先レーンはビジネスクラスに劣後することとなりました。ちなみにCXの挨拶の冒頭って “Good morning members and guests, “で始まるんですよね。平マルコもまだまだCXの中では大切に扱われているのではと想像します。
そして最後がノンメンバーのエコノミーという4段階のカテゴリになっています。
それでは搭乗します。
エメラルドのトッププライオリティ搭乗で乗れたので誰もいない機内を撮影することができました。残念ながら今回のビジネスクラスのシートはリージョ仕様です。
充実のウェルカムドリンク。シャンパン、CXディライト、オレンジジュース、水。ここまで出て来れば120点満点の出来です!
CXらしい緑色に惹かれてCXデライトをもらいました。正式にはキャセイデライトというキウイペーストのシグネチャードリンクです。
今回の自席は中央の最前列でしたので、搭乗時のCAの動きを見ていましたが、下の写真に写っているHKBBAのISM(チーフ)と金のHKBBAが搭乗してくる客の搭乗券を見ながらテキパキと客を左右の通路に誘導していました。やや大雑把なところがあるのが香港式の動きですが、見ていて気持ちがいいです。
この日のビジネスクラスはほぼ満席でしたが、運良く自分の隣は空席、その隣はCX/DIAという信じられない最上位ステータスの所有者でした。
ちなみにCX/DIAがどれくらい大変なのかというと、(シルバー→ゴールドと昇格するたびに搭乗履歴がリセットされてゼロから実績を積み上げていく点を無視しても)無駄飛びルートでファーストクラス世界一周したくらいでは到達不可能です。同ルートをJALに積算すればダイヤモンドは余裕、BAに至ってはうまく2年間に分散して飛べば2年連続エメラルドになれてしまうくらいですから如何にCX/DIAのハードルが高いかがお分かりいただけるかと思います。
ちなみにこのフライトのCクラスには3人ほどDIA会員が乗っていました。マルコ改悪でも未だにそんなに多くの会員がDIA維持できているなんて、一体どうやって維持しているのか興味ありますね。
キャセイパシフィック航空ビジネスクラス・機内食
さて、上空に上がると機内サービスが始まります。CXの場合、ISMが全てのビジネス客に挨拶回りをしていきます。特にワンワールドサファイア以上のステータスを持っていると特別の待遇をしてくれることも多いです。
今回の場合、ドリンクサービスが始まる前からISMが直々にドリンクの注文を取ってくれて、
ドリンクのワゴンサービスが回ってくる頃には2杯目のシャンパンを注いでもらいました。
ワゴンが一通りサービスを終えて引き返していく際には、特に何もお願いしなかったのですが、おつまみの柿の種が自動配給されるはで、もう本当に好待遇でした(笑)↓
シャンパン飲んで、サービスも最高だったので、勝手に一人で盛り上がってしまい、危うく機内販売の高級シャンパンのセット販売に手を出しそうになりましたwww
しかし冷静に計算するとそんなに割引率が高そうでもないなと思ってやめましたが(笑)
ちなみにその3本の市場価格はこんな感じ↓
で、サービス中にも何やら黒と金(ともにHKBBA)が会議中。お二人とも後ろ姿見るだけでいいサービスしそうな雰囲気でしょ!?w こう言うCXの雰囲気が大好きです(笑)
この日はサービスも良くてノリノリだったようで、次から次へと飲んでいたみたいです。
白ワインを貰ったみたいです。
さてまずは前菜のプレートが配られます。シーフードのサラダです。CXの機内食は分量が少なめに作ってあるので、乗り継ぎがあったり、乗り継ぎの合間にラウンジで担々麺を食べても比較的余裕で完食できる気がします。
パンはガーリックトーストをもらいました。熱々でしっとりしている感じなのが良かったです。パリパリしているより自分的には好みでした。
そしてお楽しみのメイン。これも相変わらずワゴンで出てくるのがおなじみのCXスタイルです。
CXの食事は本当にどれも美味しそうで、迷いに迷った末、ビーフのステーキを選択しました。そういえばこの便、10時半の便なのですがメニューはランチメニューになっていますね。も少し早い便だと朝食メニューになってしまいますが。
肉はよく焼けていましたが、柔らかくてオイリーだったのでラウンジで飲み食いして空腹ではありませんでしたが、完食できてしまいました。
ワインはイタリア産のワインだったようです。
食事はこれでまだまだ終わらずに、チーズとデザートのワゴンサービスが続きます。こう言ったサービスのやり方は本当に華やかでいいですね!
硬いチーズはあまり好きではないので、柔らかいチーズだけ貰いました。CAさんの勧めでデザートワインとともに。
最後はデザートです。日本路線のデザートはいつもハーゲンダッツと決まっています。
マンゴー味が提供されていたのはうれしかったです。
食事の後はちょっくら機内散策へ。
最後にホットティーを貰って寛いでいました。
そうこうしているうちに常滑に着陸です。
入国後にセントレアの展望デッキから到着機を撮影しました。
この後、チケット上はバンコクへ飛ぶこととなりますが、一旦名古屋でストップオーバーとなるため、別切りのJAL羽田便で東京に戻りました。この後はJALの名古屋→バンコク便に続きます。
キャセイパシフィック航空ビジネスクラスのまとめ
やっぱりキャセイのCは控えめに言っても最高です。詰め込み型のリージョシートだと普通のキャリアだったら非常に残念なフライトになるわけですが、それをサービスの満足度で完全にカバーしきれてしまうのがCXの凄いところです。他社上級会員への好待遇も見逃せないポイントです。JL/DIAなのに自社便に乗るよりもCX便に乗った方が待遇がいいのは気のせいでしょうかね(笑)CX/DIAになればもっと楽しいんだろうなあとは思いつつも、とても達成できるようなステータスではありませんが…。それでも毎年コンスタントに乗って楽しみたいなあと思います。