先日発券報告しましたモザンビーク発ワンワールド世界一周ファーストクラス航空券ですが、JALのジャカルタ便の機材変更に伴うファーストクラス廃止の影響を受けまして、ルート変更することとなりました。前回の発券報告はこちら↓
新しいルーティング
■総飛行マイル:62,816マイル
■獲得FOP:102,666FOP
■ルーティング:MPM/DOH/DXB/LHR/DOH/CDG/○HND/BKK/○HND-NRT/○DEL/○NRT/JFK/○GRU/JFK/○LAX/LHR/JNB
大きな変更点としては、ファーストクラスがなくなったジャカルタには何の用もないので、この部分をバンコク往復に切り替えました。その他、どさくさに紛れて細かい点もいくつか変更しました。以下、各地域ごとのルーティングをご報告します。
欧州・アフリカ
元々はDOH/AMS/DOH/CDGでしたが、この部分をDOH/DXB/LHR/DOHに変更しました。
変更理由としては、DXB/LHRのカンタス航空のA380に搭乗したかったからです。カンタスのA380に乗るにはオーストラリアまで出向かなければならず、日本在住者にとってはかなりハードルが高いものですが、ドバイからロンドンまでの以遠権区間は今回たまたま乗ることができるため、今回搭乗しておくことにしました。ドバイ出発時はエミレーツのファーストクラスラウンジが利用できることも大きなアドバンテージです。
カンタス航空A380ファーストクラス
結果としフライト回数が1回増えることになりましたが、元々16区間飛べるうちの15区間しか予約しておらず、無駄にフライト数が余っていたので、今回その分を活用することにしました。
アジア内
ジャカルタ線にファーストクラスの設定がなくなったことを受けて、その部分をバンコク往復に変更しました。バンコク線には期間限定でファーストクラスが設定されるため、ファーストクラスのチケットを持つ身としてはもはやバンコク線以外には選択肢がなかった状況です。しかしバンコクであればデスティネーションとしての魅力はジャカルタの比ではありませんし、獲得できるマイルが減少する以外には特にデメリットのない嬉しい変更でした。
デリー線には相変わらずファーストクラスの設定はありませんが、アジア内のJAL便で飛行距離が一番長いので修行がてら搭乗してきます。
太平洋横断
JALのJFK線再編に伴い、午前便は羽田発に、午後便は成田発になります。また合わせて、これまでB787で運行されていた午後便がB777-300ERに機材変更され午後便にもファーストクラスが設定されました!
私の場合、NYは単なるトランジットでそのままブラジルへ乗り継ぐ予定だったのですが、サンパウロ便の出発は夜遅い時間帯です。JALの午前便からの乗り継ぎだと12時間以上のトランジットになってしまうのですが、午後便であればより乗り継ぎもスムーズになります。その午後便にFクラスが設定されるのであればという事で、ニューヨーク線は成田発着の午後便に変更しました。
北米内
当初はGRU/JFK/SFOでしたが、この部分をGRU/JFK/LAXに変更しました。変更理由は一時帰国用の航空券がサンフランシスコからは取れず、ロサンゼルス発となったためです。
大西洋横断・アフリカ帰国便
前述の米国内経由地点がSFOからLAXに変更された事に伴い、大西洋横断の出発地点もサンフランシスコからロサンゼルスに変更しました。こちらはBAのA380による運行です。
また最終帰着地をケープタウンからジョハネスバーグに変更しました。当初はケープタウンの観光でもしようかと思ってルーティングしたのですが、過去にも行ったことがあることや、マダガスカルに行ってみたくなったことから、マダガスカルへのアクセスが良いジョハネスバーグに降りることにしました。
変更手数料等
結果として今回の変更は運良く手数料全面免除でした。
今回はJAL都合ともなうルートチェンジであるため、ジャカルタをバンコクに切り替える点については手数料無しで変更可能とのことでした。しかしそれ以外の部分は私の都合によるものだったため手数料125ドルが請求されそうになりましたが、幸いにもカタール航空の便に大量のスケチェンが発生していたため、それを理由に手数料は一切ウェイブして貰えました(笑)
Bottom Line
今回の変更は第1区間使用前の変更でした。私の中では未使用航空券の変更の場合には変更時点での最新の運賃が適用されるという認識でしたが、第1区間を使用しない限りは発券当初の運賃が維持されるとのことでした。RTWの運賃は複雑怪奇ですがこれもまたひとつ勉強になりました。
また、最近のルールでは羽田と成田の移動のような区間も1区間としてカウントされてしまうようというような報告も多々あるのですが、私の場合には羽田成田はマルチエアポート扱いされ1区間としてカウントされませんでした。果たしてどちらがフェアルールの正しい解釈なのかは分かりませんが、結局のところRTWのチケットは仮にルールに違反していたとしてもエージェントが予約さえしてしまえば何でも許容されるということなのだと思います。
いつもお世話になっております。
>ジャカルタ線にファーストクラスの設定がなくなったことを受けて、その部分をバンコク往復に変更しました。
出発日が3月より前だったのですね。期間限定のバンコクFクラスを堪能できるようで羨ましいです。私はGWに合わせて5月スタートにしてしまったので、アジア内は2往復ともCクラスになってしまいました。。
>羽田成田はマルチエアポート扱いされ1区間としてカウントされませんでした。
そうなんですね。たしか私の場合は1区間とカウントされるので、BKK(-HND-NRT)-JFKと組めなかった記憶が。。ルール上は分かりませんが、最後に書かれている通り、結局のところ担当者次第で決まるようですね。→私もどうしてもジャカルタにFクラスで行きたいならHND-HKG-CGKとして全部で17区間になることも認めるとの提案を受けたので、16区間ルールすら担当者次第で無視できるようです。
◆ゆるりさん
こちらでは初めまして。
はい、出発が3月以前だったのが命拾いでした。
このチケットの真価はJLのFをいかに乗り回せるかだと思うので、アジア内が全部Cになってしまうのは痛い変更ですね。心中お察しします。
17区間提案というのも可能なんですよね。私も大昔のATB券時代のRTWでAAの直行便がダラス経由に振り返られて、結局17区間になってしまったことがありました。エアライン側の都合でのインボランタラリーな変更に関しては、ルールの枠を超えた旅程になることはある程度認められて然るべきだと思います。
しかし16区間というのはEチケットのシステムが許容できる最大のレグ数だと聞いたこともあり、Eチケット化された現代において17区間目をどうやって処理するのかは興味あります。
貴重な情報を大変参考になっております。実は9月JL発券予定の世界一周Fクラスの旅程を控え、関連情報を検索したら、モザンビーク発券のこの情報を知り、驚きました。
さて、教えていただきたいですが、モザンビーク発券とはスタートの第1区間がアフリカ(モザンビークの空港)ということでよいでしょう?
The_miles_flyer さんの場合は、何区間でしょうか。ちなみに私がいま組んでいるのは羽田発の4区間の件ですが、もともと今回はアフリカを外してあり(アジア~北米~欧州~オセアニア~アジア)、アフリカ大陸を1区間追加しても可能になるでしょう?
モザンビーク発券の条件はすでに見直されてようですが、それでもたぶん日本発券よりだいぶお値打ちと思いますが、
お手すきの時教えていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。
♦︎chieさん
初めまして、コメントいただきましてありがとうございます。
さて、ご質問のRYWの件ですが、私の場合出発地はモザンビークのマプトになります。
有償航空券の場合、最大16区間フライトできますの、4区間というのは有償発券だとしたら勿体ないような気もします。
もちろん私は16区間フルで使用しております。
アフリカを入れて5大陸にすると有償の場合、料金は高くなりますが可能ですよ。
是非、色々と検討してみてください!