JAL日本航空でバンコクへ飛んだ時のフライトレビューです。
チェックイン
羽田空港国際線ターミナルにやってきました。陸マイラーの私としては、JALの上級クラスは敷居が高くなかなか搭乗機会がありません。今回は久々の搭乗となりました。JGCカウンターでチェックインします。
チェックインを済ませた後は出国します。何でもない日でしたが、セキュリティは激混みでした。羽田の場合、Cクラス利用でも優先レーンは使用できませんが、JGC保有者はエコノミー利用の場合でも優先レーンからセキュリティを通過できます。このような激混みの場合には重宝しますね。
ボーディング
搭乗開始時刻になりましたので、優先搭乗で機内へと進みます。
搭乗機はB777-200ER型機です。
シートは昔ながらのシェルフラットシートです。フルフラットシートには敵いませんが、個人的にはこのシートは嫌いではありません。アングルドフラットでもしっかりと横になって寝られるというのはとても快適なシートだと思います。
座席は2-3-2配列で並びます。窓側に座るとトイレに立つときに隣の人をまたがなかればいけないのが少々辛いですが、一昔前まではそれが当たり前でした。
自分は初めて乗った長距離のビジネスクラスがJALのこのシートだったので、未だにこのシートに座ると気分が高まります。初心忘れるべからずです。
シートリクライニングボタンです。アングルドフラット状態もボタン操作1発です。
尚、この路線は今年の7月から新型のリバースヘリンボーンシートに置き換わる予定です。詳細は下記記事をご覧ください。
テイクオフ!
定刻よりやや早く羽田空港を出発したシップはバンコク・スワンナプーム空港を目指して航行を開始しました。しばらくしてベルトサインが消えると、富士山を拝むことができました。
富士山は上空から眺めるのが最高です。
ドリンクサービス
程なくしてドリンクサービスが始まりました。ベルトサインが消えるとすぐにシャンパンとオレンジジュースを載せたトレーを持ってドリンクを配っていました。ドリンクサービスに時間がかかるのはよろしくないですから、このようにすぐに配って頂けるのは良いサービスですね!
グラスには鶴丸のロゴが刻まれていました。昔はSeasonsのロゴでしたから、随分変わったなと感じました。
ここでメニューが配られます。
洋食とシャンパン、赤ワインで行くか、
和食と日本酒で行くか、
迷いに迷います(笑)
シャンパンを味わいながらゆっくりと考えることにします。
銘柄はDOLAMOTTE。やや辛口のテイストかな~と思います。ラウンジでローランペリエを飲んできてしまうと、アレ以上に自分ごのみのシャンパンってなかなかないんですよね。
トイレに立ったついでにこの日のワインボトルを見せてもらいました(笑)
ギャレーでCAさんに「洋食も食べたいけど、獺祭を飲みながらの和食も捨てがたいです、迷っちゃいますよ~」と相談してみたところ、獺祭は洋食のサラダにもよく合う日本酒なので、試されてみてはいかがでしょうか?とのご提案が!
機内食サービス
ちょっと以外なご提案でしたが、素直に受け止め洋食+日本酒に挑戦してみました。大好きな獺祭♪欧米線だけでの提供かと思っていましたが、なんとアジア路線でも提供されているのですね。これは本当に嬉しいサービスです!!
洋食のサラダが運ばれてきました。牛タンのマスタードソースサラダです。意外や意外!これがCAさんのアドバイス通り、日本酒にもよく合うのです!ゆっくりと時間をかけて獺祭2本も楽しませて頂きました。
メインは和牛サーロインステーキをお願いしました。
さすがに濃厚なソースのかかったお肉には赤ワインを合わせます。ワインには詳しくないので、お肉にオススメのものをCAさんに選んで頂きました。
濃厚なソースがよく絡んで、このお肉は絶品でしたよ~~♪
最後に赤ワインとともにフロマージュを頂いて一段落です。
結構酔っ払ってきたので、デザートは着陸前まで取っておいてもらい、一休みすることにしました。アングルドフラットとは言え、座面が平らになってゆっくり寝られるので、それなりに快適な睡眠を取ることができました。
到着前のリフレッシュメント
飛行機は順調に飛行を続けます。777の大型のエンジンが非常に頼もしいです。
目を覚ますとシップはすでにインドシナ半島に入り、目的地のバンコクはもうまもなくです。
最後にハーゲンダッツのアイスクリームが配られました。コーヒーとともに頂きます。自分は食事の時にデザートのコーヒーゼリーをスキップしていたので、一緒に持ってきてもらいました。
デザートを食べ終わると、すぐにバンコク・スワンナプーム空港に到着です。TGの紫色の翼を見ると、バンコクに来たなあと実感します。
JAL搭乗時もプレミアムレーンの利用券が配られましたので、ありがたくこちらの優先入国レーンから入国し、スムーズにホテルへと向かったのでした。
Bottom Line
JALの食事サービスも近年大幅にレベルアップしたように感じられました。飲み物も獺祭が提供されている点が特筆すべきサービスでしょうか。獺祭は地上でも手に入りにくくプレミアム価格が付いている日本酒です!まろやかで芳醇な香りは、機内で飲んでも大変美味しく感じられます。そして、なによりCAさんの接客力が素晴らしいのがさすがJALですね。今回も食事のメニューの相談に乗っていただき、洋食のサラダと日本酒の組み合わせをご提案いただきました。こうした正確な商品知識に裏打ちされたオリジナルな提案にはJALのサービス力が垣間見れるのではないでしょうか。また絶対に乗りたいビジネスクラスです!
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