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オーストリア航空 ビジネスクラス

オーストリア航空(OS)ビジネスクラス搭乗記|ウィーン→上海浦東 OS75 May2017

投稿日:2017年8月14日 更新日:

オーストリア航空でウィーンから上海までフライトした際のビジネスクラスのフライトレビューです。

オーストリア航空ビジネスクラス・チェックイン

この時はコペンハーゲンからウィーン経由で上海までフライトしましたが、一旦ウィーンで規制区域外に出まして、チェックインカウンターでちょっとした用事を済ませました。

ビジネスクラス利用なのでビジネスのカウンターを利用しましたが、そういえばスターアライアンスゴールドステータスがあればファーストクラスカウンターが利用できたのでした。普段SFC程度では肩身の狭い思いをしていますが、ルフトハンザではかなりの上級ティアとして扱われますね。この辺りのギャップがかなり激しいように感じます。

この後はラウンジに寄ってから搭乗となります。ラウンジのレビューはこちら。

オーストリア航空ビジネスクラス・搭乗

OSのロングホールフライトは初体験なので、一番にシップに乗り込むべく搭乗開始前からゲート前でスタンバイしていました。

搭乗開始のアナウンスと同時にいの一番で搭乗します。搭乗ゲートは自動化されていて、こんなゲートにボーディングパスをかざして搭乗するスタイルでした。

搭乗機材はB777型機、オーストリア航空のフラッグシップになります!

オーストリア航空ビジネスクラス・シート

ゲート前でスタンバイした甲斐があって、シップには1番乗りで乗り込むことができました。まだ誰もいないキャビンを撮影します。

オーストリア航空のビジネスクラスはスタッガードシートが搭載されています。ちょっと変わったコンフィグになっていて、アブレストが1-2-2だったり、2-2-1だったりします。

お一人様での旅行の場合、窓側のソロシートがオススメです。こんな感じ↓

同じ窓側でも2列並びの席もあります。こちらは同行者がいる場合にはいいシートですが、もし他人同士で隣り合ったらちょっと微妙ですね。

シートは勿論フルフラットになります。

別の角度から。

事前情報ではこのタイプのシートはかなり足元が狭く辛い、とのことでしたが、私が搭乗した限りでは足元のスペースは必要にして十分で、寝返りも打つことができました。自分は全然苦にならなかったです。

シートコントローラーは物理ボタンがなくなり、画面上でのタッチ操作で行う形式になっていました。

へッドフォン。

アメニティ

そしてシートまわりのパワーポートやUSBポートです。

ウェルカムドリンクはシグネチャーカクテルをいただきました。

同時に食事のメニューと免税品の案内が配られました。

個人用モニターはとにかく液晶が綺麗でした。日本路線からは撤退してしまいましたが、引き続きエンターテイメントシステムは日本語で利用可能でした。この後、日本路線の復活がアナウンスされるとは夢にも思いませんでひたが!

シップは定刻通りウィーン国際空港をテイクオフ。

離陸後すぐに機窓は緑色の景色に変わりました。ウィーンは緑に囲まれた都市なのですね!

オーストリア航空ビジネスクラス・機内食

上空に上がり安定航行に入ると早速機内食の準備に向けてギャレーが慌ただしくなりました。私も食事で忙しくなる前にキャビンの様子を撮影して席に戻りました。

ドリンクサービスはもちろんシャンパンをお願いします。デュバルルロワです。市価はこんなものです。

OSのシャンパングラスはフルートグラスではありませんが、それでもそこそこ優雅な感じには見えるかな?

テーブルがセットさてていきます。三角形の食器がOSの特徴ですね。

山盛りのブレッドからお好きにどうぞ〜という感じで振舞われました。

機内食のケータラーは欧州フードカンパニーのDO&CO社が担当しています。

そして、このようにフライングシェフという特別な訓練を受けたシェフが実際にフライトに搭乗して機内食の最後の演出を行ってくれます。これは乗客にはありがたいサービスです。

前菜はワゴンサービスで提供されました。実物を見ながら好きなものを好きなだけ取り分けでもらいます。どれも色合いが美してく食欲をそそる食事です。

取材がてら一応全種類を盛っていただきました。

どれもシャンパンによく合う前菜でしたが、特に美味しかったものを追加でオーダーしてしばらく飲んでいました(笑)

前菜の後はスープが回ってきました。これもワゴンサービスです。

ポテトスープでした。

その後はメインディッシュです。これはさすがにワゴンサービスではなくて、事前にオーダーを取られて調理する形式でした。ビーフヌードルを選択したようです。完全にアジア風の食事でした。味はまあまあかなあ。

そしてお楽しみのデザートの時間です。これも種類が豊富で豪華でした!

普通、ここまで来ると満腹でチーズまでは手が回らないフライトも多いのですが、OSの機内食の量は小食の私にもちょうどよく、最後まで楽しむことができました。チーズもスイーツもフルーツも全部いただきました。赤ワインとポートワインとともに楽しみました。

 

そしてそして、食後はOS名物のコーヒーを楽しみます。ウィーンはコーヒー文化が強く根付く街。OSがコーヒーに懸ける熱意も半端なものではありません。なんとコーヒーだけで10種類ものバラエティーがあり、専用のメニューブックまで用意されているのです。これを体験するためだけにOSに乗りに来たと言っても過言ではありません!

その中でも一番写真映えしそうなWiener Eiskaffeeというものを注文していました。見た目は最高に美味しそうですが、お味は意外と普通のコーヒーです。まあこの雰囲気を楽しむものと思った方がいいですね(笑)

コーヒーメニュー全種類制覇が密かな目標でしたが、思いの外満腹になってしまい、さすがにそれは絶対に無理だろうということで、映画を見ながら無理せずゆっくりとに楽しむことにしました。

Kaffee verkehrt

「モアなと伝説の海」はなかなか面白かったです。「アナと雪の女王」と似たような感じがする映画でした。

何本か映画を見ているうちにウトウトしてきたので、シートをフルフラットにして眠ってしまいました…

オーストリア航空ビジネスクラス・朝食

気づくとシップはアジア大陸に近づいておりまして、朝食のサービスが始まるとことでした。まずはシグネチャースムージをいただいて口直しです。

寝ぼけ眼の中、提供された朝食をいただきます。正直満腹だったので相当厳しかったですが、普通の状態で食べていたら相当美味しかったと思います。

朝食を食べ終わると夜が明けました。

シップは順調に上海浦東国際空港に向けて着陸態勢に入りました。

無事、着陸!もうすぐ退役してしまうユナイテッド航空のB747も駐機していました。

Bottom Line

オーストリア航空は非常に個性的なエアラインだと思います。機内食のサービスも優雅ですし、コーヒーのサービスも他社にはない魅力的なサービス。日本路線から撤退してしまい、とうとう乗れなくなってしまったので今回わざわざ上海便で搭乗しましたが、2018年5月から再び成田便を再開するみたいですね!これは日本のマイラーに取っても朗報でしょう。是非機会があれば搭乗してみて下さい!

この時のチケット情報はこちら

 

-オーストリア航空, ビジネスクラス

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