SQとEKでRTWしてきたファイナルフライトは香港からの帰国便でした。SQ、EKと続けば最後を締めくくれるのはCX一択かと思い、今回はBAのAviosを使ってCXの羽田行きを発券しました。
搭乗
早朝、香港国際空港にやってきました。本日はCX548便羽田行きを利用して帰国します。548便は深夜便を除けば東京行きの朝イチ便になります。今回は早めに日本に帰りたい用事があったので、あまり乗り気ではありませんが朝便を選択しました。
シップはB777-300ER型機!欧米線に導入されているロングホール機材です。CX548/549は安定的に良い機材が入っていますね。
シート
シートは安心のリバースヘリンボーン型シート!全席通路アクセスでフルフラットという恵まれた機内環境が短距離の香港便で楽しめるのはCXを選ぶアドバンテージです。
皆さん搭乗が早いので誰もいない状態のキャビンの様子の撮影は難しいのですが、上記写真は降り際に撮影したものです。
後方から見たシートはこんな感じです。1-2-1でシートが並び、それぞれのシートが独立していてとても広々している様子がよく分かります。
今回座ったのは一番後方の窓側のシート。ギリギリの予約だったので予約当初は窓側のシートは取れなかったのですが、オンラインチェックの際にたまたま一番後ろだけ窓側が空いていたので確保できました。
シートはこんなに広々。サイドの収納スペースも十分です。
足元も十分広々です。
フルフラット状態の様子がこちら。肘掛け部分も降ろすことができるので、ベッドは横幅も広くて快適です。
シートコントローラーやエンターテイメントシステムのコントローラー、読書灯、電源などがまとめられています。
その奥にはヘッドフォンが格納されていました。
CXのコントローラーにはフライトタイムが表示されるので、フライト中に映画を見ていても飛行時間が確認できるのが気に入っています。
席に座ったときの眺めです。個人用モニターは前の席の後方に格納するタイプですので、離着陸時にはモニターを使えないのがやや不便なところでしょうか。
ウェルカムドリンクサービス
搭乗してしばらくすると、ウェルカムドリンクのサービスが回ってきました。オレンジ、アップルと水がトレーに乗っていました。
朝8:45のフライトですのでとりあえずオレンジジュースを貰っておきました。
香港国際空港を出発
出発準備が整うと、シップはオンタイムで香港を出発。カーゴエリアに駐機していたジャンボも新塗装に変わっていました。旅客機のジャンボは今期限りで退役ですが、新塗装が施されるということはカーゴ部門ではまだ活躍が続くのでしょうね。
でも個人的にはなんとなく旧塗装のほうが好きだったりします。
機内食サービス
上空に上がると機内食のサービスが始まりました。まずはメニューが配られます。このメニューを配るのは伝統的に金色の制服を着たCAさんの仕事です。
ドリンクはシャンパンとCXのシグネチャードリンク:オリエンタルブリーズをオーダーしました。CXのCクラスに乗ったらシグネチャードリンクは必ず飲んでおきたいところです。
シャンパンはビルカール・サルモンです。
台湾島が近づいた頃、食事のプレートが運ばれてきました。
まずはフルーツプレートです。日系キャリアではフルーツはデザートとして提供されるのが通例ですが、海外では朝食の一番初めにフルーツが出てくることが一般的ですね。
ブレッドも何種類かバスケットから選ぶ形式で提供されました。
この後、ワゴンが回ってきて、
ヨーグルトやシリアルが配られました。
私はストロベリーヨーグルトを頂きました。
そしてメインのホットプレートが到着。ワゴンに乗っている実物を見ながら食べたいものを選ぶことができます。今日は朝食メニューなのでCXお得意の点心、一般的なウェスタンスタイル、そしてシーフードカレーのラインナップでした。一番後方の座席でも全メニューが残っているのがありがたいです。CXはいつも十分な数の食事を積んでいる印象です。
折角なのでシーフードカレーを選んでみました。
海老やホタテなどのシーフ―ドがたくさん入っていました。普通に美味しかったです。
食後はなぜかアンケートを書かされる羽目に…。CXに乗るとかなりの確率でアンケートを依頼される気がします。余程私がCX好きに見えるのだと思います(笑)
アンケートを書くと50HKD分の機内販売の割引券が貰えますが、基本機内販売は利用しないのでマイルで貰えるほうが嬉しいのです…
最後にキャビンの様子を一枚。やっぱり新しい機材はいいですね!
東京羽田空港へ着陸
食事が終わってブログを書きながら過ごしていると、あっという間に東京が近づいてきました。スカイツリーを眺める珍しいコースで羽田空港へアプローチします。
羽田空港はいろんなキャリアの翼が並び、カラフルでした。
Bottom Line
今回CX日本路線の朝便に初めて搭乗しましたが、やはり日中便に比べてサービスが簡素になっていますね。本来のCXであれば、豪華なメインの後はチーズやハーゲンダッツのアイスが提供されるのですが、今回はそれらは一切カットされていました。したがってサービスを楽しみたい方には夕方のCX542便をオススメします。とは言え、機材は最新鋭のものですし、スケジュールの都合上、早めに帰国したい時などにはこの品も重宝する便かもしれませんね。
以下、関空便のフライトレビューですが、CX本来のサービスはこんなもんだよ、というご参考になれば幸いです。
今回のフライトのチケット情報はこちら