US Airwaysのマイルを使って香港旅行に行ってきました。今回は復路のフライトレビューです。
まさかのファーストクラスからのダウングレード！
復路もファーストクラスの予定だったのですが、1週間前に機材変更によりビジネスクラスにダウングレードとなった旨、（発券元のUSエアウェイズの統合先である）アメリカン航空から連絡がありました。生憎他の便にもファーストクラスの設置はなく、ダウングレードを受け入れる以外に選択肢がありませんでした。。
とは言え、オリジナルのブッキングはファーストクラスであるため、事前にCXのカスタマーリレーションズにコンタクトを取り、地上のサービスはファーストクラス扱いとして頂くようお願いしていました。
そんな訳で今回はありがたく？、こちらのファーストクラスチェックインカウンターからチェックインさせて頂きました。チェックインの際、補償金として機内販売で使えるバウチャーが渡されました。
でも75USDって、、、
ビジネスクラスからアップグレードしたい時は75ドル払えばアップしてくれるんでしょうか？って言ってやりたかったけど、ゴネてもどうにもならないので諦めました。
この後はファーストクラスラウンジで搭乗まで寛ぎましたが、ラウンジは別記事にてアップ致します。
搭乗機はB777-300ER 最新のフィッシュボーンシート！
実は今回、当初の予約便はリージョのB777に機材変更されていました。まさに天から地へ、といったダウングレードとなった訳ですが、1時間ほど前の便は最新のフィッシュボーンシートの機材であったため、迷わず前便に変更してもらいました。幸い、この変更はたまたま特典席に空席が残っていたのでアメリカン航空側のハンドリングで対応出来ました。
搭乗機のB777-300ER。欧米線中心に運行されていますが、日本路線でも定期的に運行されています。
今回はRサイドの窓側の席をチョイスしました。ソロシートとなっており、快適極まりない座席ですね。ビジネスクラスの快適性は隣の人がいるかいないかに左右されるところが大きいと思っているので、このようなソロシートは安心して利用できます。
中央列は2人掛けになっていますが、他人同士でも気にならない距離感ですし、また同行者がいる場合にも会話に不自由しないでしょう。
キャビン全体の様子を航行中に撮影しました。1-2-1配列はランキングに名前を連ねるプレミアムエアラインの間ではスタンダードになりつつありますね。
蘭の花が飾ってあるのも粋な演出ですね。一般的にはファーストクラスでしかお見かけしないものかと思います。
フルフラット状態のシート。足元まで広々としていて、当然長距離便でもリラックスできるものと思います。ビジネスクラスのシートもここまで来たか！と思わされるようなプロダクトだと思います！
機内食は、「美食の国」香港流の最高のおもてなしで！
離陸後しばらくすると、CXの場合シートベルトサイン消える前からCAさんが機内食の準備を初めます。まずは食事の前のドリンクのオーダーを聞かれ、この日は体調不良だったのでノンアルコールのオリエンタルブリーズをオーダーしました。
程なくして前菜が到着しました。メニューはスモークツナとエビでした。体調が良くてお酒が飲めれば楽しめたな～と悔やまれるメニューでした。付け合せのサラダ、お蕎麦は日本路線定番のメニューですね。ブレッドはガーリックトーストをチョイスしました。
さてさて、ここからがCX流のおもてなしが始まります！ご覧のようにメインのプレートはワゴンに乗って提供され、実物を見ながら選ぶことができます！英語メニューがよく分からなくてもこれなら安心ですよね。
今回はCAさんと色々と相談した結果、ビーフをお願いすることにしました。ボリューミーなお肉ですね！
焼き加減もビジネスクラスにしては上出来！ジューシーなお肉だったので完食出来ました◎
さて、ここでサービスが終わらないのがCXに乗る楽しみ♪まだまだサービスは中盤戦です(笑）お次はチーズとフルーツのワゴンがやってきます。これも実物を見ながら好きなモノを好きなだけ堪能できます。
好みのチーズを取り分けていただき、フルーツも一緒にお願いしました。ちゃっかりマンゴーだけ2切れ貰いました。
これで終わりかと思いきや、最後はハーゲンダッツとコーヒーのサービスまで！もう至れり尽くせりのサービスに感動ですね。
甘いアイスクリームにはブラックコーヒーで。
これにてサービスは一段落。以前まであったプラリネのサービスは無くなってしまったようです。とは言え、その他は変わることのない安定感あるサービス内容でした。
食後はやはり烏龍茶で〆たようです。CX・香港といえば烏龍茶です。
烏龍茶を飲み終わるころには、シップは四国上空を飛行しており、関空への着陸態勢に入り始めました。結果としてフルフラット状態を体験できたのは、この後ほんの数分程度でした(笑）
Bottom Line
いかがだったでしょうか？
なぜだかファーストクラスよりも楽しめてしまったような気がするのですが、気のせいでしょうか？このワゴンサービスはファーストクラスにはない演出ですよね。食を美しく演出するのも、美食大国香港のエアラインのこだわりなような気がします。
今回、ファーストクラスからのダウングレードで搭乗でしたので、普通のエアラインならふて腐れて乗っているのでしょうが、ダウングレードされたことなんてすっかり忘れてCXの魅力を存分に楽しんだのでありました。これもCXだからこそ成せる技なのだと思いました。
また近々、搭乗するのが楽しみです。
