エバー航空がスターアライアンスに加盟した2013年、加盟を記念してバンコクからのロイヤルローレルクラス(ビジネスクラス)に搭乗してきました。
チェックイン
スワンナプーム国際空港にやってきました。チェックインカウンター前ではエバー航空のお姉さんがお出迎えです笑
今回はロイヤルローレルクラスの利用となりますので、専用のカウンターからチェックインさせていただきました。頭上の画面にはしっかりとスターアライアンスのロゴが入っていますね。今となっては当たり前でしょうが、当時は加盟したばかりでしたからとても新鮮でしたよ。
ちなみにバンコク=台北間は欧米へ飛んでいく便と、単純にバンコク=台北を往復する便とがあり、前者のビジネスクラスのことをロイヤルローレルクラス、後者のビジネスクラスのことをプレミアムーレルクラスと呼びます。もちろんプレミアムーレルクラスの方が欧米線のシート・サービスが体験できるのでオススメです。
搭乗
搭乗時間になりましたので、優先搭乗で機内へ向かうことにします。ロイヤルローレルクラス客・エバー航空の上級会員に加えて、スターアライアンスゴールドメンバーも優先搭乗の対象となりました。
そして搭乗機はB777-300ER型機、欧米線を飛ぶフラッグシップです。
シート
それでは搭乗しましょう。この時は初めてのエバー航空搭乗でしたので、とてもワクワクしていましたね。
こちらがロイヤルローレルクラスのキャビンの様子です。シートはリバースヘリンボーン型シートとなっています。
VSなどが導入している旧来のヘリンボーン(魚の骨)シートは、全員が通路側を向いて座っていたのに対して、リバースヘリンボーンシートでは座席の向きが通路と反対側を向くので、”リバース”ヘリンボーンと言われています。
上の写真のように座席は通路と反対側を向くことで、隣人がいる場合でもコミュニケーションを取りやすくなりました。
シートはもちろんフルフラットになるタイプ。シートコントローラーも最新式で使いやすいタイプでした。
そしてフルフラット状態のシートの様子がこちら。
別の角度から見るとこんな感じです。
そして足元のスペースがこちら。
シートが斜め向きに配置されていう関係上、中央の席は足元のスペースがどうしても半分削られてしまうような感じになります。JALのSS2は足元を立体交差させることでこれを解消したということのようです。
シート周辺も現代の最先端のビジネスクラスらしく、各席ごとの電源、読書灯など必要なものがまとめられています。
個人用モニターは折りたたむ形式でした。この形式だと離着陸時は画面を使用できない点がやや残念ですね。
その他
それとキャビンはエミレーツみたいな星空照明が施されていました。今回は夜行便ではなかったのでそれほど影響ありませんでしたが、深夜のフライトでは嬉しいですね。
プレミアムエコノミークラス
エバー航空の77Wにはプレミアムエコノミークラスも設置されていました。シートは2-3-2配列で、他社でもよくありそうなシートでした。
Bottom Line
初のエバー航空でしたが、日本路線に導入されているタイプの機材とは異なるフラッグシップのシートを体験できました。今回はド満席のフライトだったため、通常のシートであれば隣に他人が座って肩身の狭いフライトになりますが、リバースヘリンボーンシートの場合にはそのようなストレスもなく快適そのものでした。
この後は機内食編へ続きます。