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〜年3回ファーストクラスで海外旅行するためのマイル活用術〜

ビジネスクラス ユナイテッド航空

ユナイテッド航空(UA)B787ビジネスクラス搭乗記 ロンドン→ロサンゼルス UA935 Dec17

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ロンドンからロサンゼルスに飛んだ時のお話です。チケットはUAMP発券のUA便ビジネスクラスになります。(片道6万マイル)

ロンドンヒースロー空港第2ターミナル

ヒースロー空港にやってきました。スターアライアンスの航空会社は第2ターミナルに集結していますので3タミから5タミへ移動しなければいけないoneworld系よりも便利だったりします。

空港内に入るとすぐ目の前にユナイテッドのカウンターの案内板があったので、案内に沿って進みます。

今回はビジネスクラス搭乗でもありますし、また当時マイレージプラス・プレミアプラチナ会員でしたので、Premier Accessと書かれた優先レーンからチェックインさせて頂くことにしました。

優先レーンにも2種類あり、Global Servicesというインビ制の最上級会員専用カウンターと、ビジネスクラスおよび1Kメンバー用のポラリスカウンターがありました。

残念ながら自分はGSメンバーにはノミネートされていないので通常のポラリスカウンターでチェックインします。チェックインの前に米国行き特有の尋問があり、他人から荷物を預けっていないか、米国には何日滞在するか、旅行目的は何か等を聞かれました。。

チェックイン後はラウンジへ向かいました。ロンドンにはAC/LH/SQ/UAと4つのラウンジがありますが、4つとも回ってみました。今回SQラウンジのサービスレベルが低下してUAラウンジの方がクオリティが高いという逆転現象が落ちて驚いた次第…。

ユナイテッド航空B787ビジネスクラス・シート

搭乗時間になったのでゲートにやってきました。機材はB787です。

今まで米系なんてマイルでタダ乗りするのも惜しいと思って敬遠して来ましたが、最近ではすっかりマイレージプラスに囲い込まれてUA贔屓になってしまいましたw

本当はポラリスの新型シートが搭載された便に乗りたかったのですが、今回はスケジュール最優先でロサンゼルス行き直行便を選びました。 そのためシートは旧コンチの2-2-2ビジネスです。

まあそれでも旧UAの2-4-2の後ろ向きシートよりは全然マシですかねw 隣がいた場合の窓側は出入りが不便ですので、一応通路側を抑えていましたが、ラッキーなことに今回は隣が空席でしたので窓側に移動しました。ビジネスがアップグレードで満席になりやすい米系にしては珍しかったかもしれません。

現代の飛行機らしく、各席に電源とUSBポートが常備されており、機器類の充電には支障ありません。

ウェルカムドリンクはプラカップのスパークリングワイン、実はUAが元祖だったりしますw

寝具は高級品を扱うデパート、サックス・フィフス・アベニューとの提携によるものだそうです。

アメニティは安っぽい缶缶に入ったものでしたが、描かれているデザインはヲタ心をくすぐるものでした。

中身はこんな感じでB747-400型機を追悼してのものでした。さすがUAって感じでのセンスです!

機内インターネットのしおりもセンスあるデザインでした。もう退役してしまいましたが…。米系エアラインならボーイングの売り上げに貢献するためにもB747-8iを購入してくれればいいのにと思いますが、こればかりは仕方ないですね。

エンターテインメントシステムのヘッドホンはユナイテッドロゴ入りのものでした。

 

さて、離陸前にポラリスロゴ入りのチョコレートも出てきました。ちなみに、ポラリスとは英語で北極星の意味だそうです。

↓出発前のビジネスクラスキャビンの様子。

シップはオンタイムでプッシュバックを開始。ヒースローは巨大空港なので滑走路へ向けての地上滑走時間も長いです。と、ここでトラブルが発生!

通路を挟んだ後方の女性客がゲロ吐いてました…。幸いゲロ袋があったので被害は最小限に済んでました。こういう時、米系のCAは「これからのフライトに支障がないか」を確認するために声をかけるくらいで殆どノーケアですねw

シップはゲートに引き返すこともなく、無事にヒースロー空港を離陸。これから大西洋を渡って一路米国西海岸のロサンゼルスを目指します!

ユナイテッド航空ビジネスクラス・機内食

離陸後、機内サービスが始まったのはシップがアイスランド上空に到達してから。ややゆっくりしたペースのように感じますが、フライト時間が12時間もあるフライトですから、気長にいきましょう。

ワゴンでドリンクサービスが始まりました。もちろんシャンパンをオーダーしましたが、シャンパンはワゴンに乗っていないようで、オーダーを受けるとギャレーに戻って個別対応という感じでした。コスト削減の意識が徹底していらっしゃいますw

銘柄はドラピエ♪

グラスは足なしのフルートグラスのようなものでした。ANAのビジネスクラスで使用されているものに似ていますね。

ドリンクサービスの後はすぐに前菜のプレートが運ばれてきました。選択の余地はなく、以下のプレート1択でした。

左がサーモンの前菜、右はサラダですが、かつての”UA盛り”と揶揄された盛り付けから比べればまともになっていますねw

素っ気ない前菜はすぐに食べ終わりまして、メインがやって来ました。メインの選択肢は5択。ビーフが一番人気だったと思われますが、売り切れることもなくサーブして頂けました。

米系らしく大ぶりのビーフは素晴らしいです!

お肉に合わせてワインは赤ワインをお願いしました。ポラリス導入当初はワインの試飲のために全種類のワインをテイスティングできたようですが、ワインの消費量が激増したとかで今ではリクエストベースでしかサーブしてもらえません↓

食後はフロマージュをあてに赤ワインを続けました。

そしてデザートは米系らしくアイスクリームサンデーを頂きます!ジャンキーな私は変に重いデザートよりもシンプルなアイスクリームサンデーが一番好みですw 今回はプティフールも付いてきました。

こうして想像以上に良かったミールサービスが終了です。食後は日中のフライトだったので眠ることもなく、映画4本をぶっ通しでみつつ、PCを開けて仕事をしたりブログの更新をしたりして過ごしていました。

あっという間にシップは米国西海岸に到達しました。

到着前結構ぎりぎりの時間に機内食が出てきました。内容はほぼエコノミニーのミールと変わらないんじゃないかという内容w

ホットチキンでした、UAっぽい飯が食えて大満足w

食後すぐにベルトサインが点灯し、シップは太平洋を右手にロサンゼルス・LAX国際空港に向けてアプローチを開始します。

いつも通り太平洋側から空港を右手に旋回してランディングするコースのようです。

ロスのダウンタウンが見えました。

ハリウッドが見えるのもロスへのランディングの定番コースです(望遠が足りていませんが…)

片側7車線?のアメリカらしい巨大なハイウェイを眺めながらシップはLAX国際空港に無事ランディングです!

LAXはユナイテッドのハブではありませんが、ユナイテッドが使用する第7ターミナルにスポットインしたため、周辺のシップもユナイテッド機ばかりでした。

Bottom Line

食わず嫌いだった米系も昨年は頻繁に搭乗しました。機内サービスはこちらからリクエストしない限り何も出て来ませんので放っておいて欲しい人にはいいキャリアだと思います。しかしリクエストさえすればそこそこ気持ちよくサービスしてくれます。適度な距離感が心地良いサービスだと思います。何よりマイレージプログラムのメリットが大きいので、繰り返し乗りたくなってしまうエアラインかもしれません。

想像よりは良かったユナイテッド航空、次回は是非本物のポラリスシートに乗ってみたいと思いました。

-ビジネスクラス, ユナイテッド航空

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