ANAが5つ星エアラインに認定された年のファーストクラス搭乗記です。この年は、THE CONNOISSEURS(コノシュアーズ)という機内食チームを立ち上げ、ANAの機内食が急速にレベルアップした年でした。ニューヨークまでの12時間は本当に夢のような体験でした。
チェックイン
成田空港のZカウンター、通称Z屋敷と呼ばれるファーストクラス専用のチェックインカウンターにてチェックインしました。チェックインのときにおしぼりまで提供されるサービスの徹底ぶりでした。
Fクラス最優先レーンからのボーディング
ラウンジに寄ってからの搭乗です。
搭乗機は、ANAのフラッグシップB777-300ERです。
まだ搭乗開始前だというのに優先搭乗レーンはすごい行列でした。
しかし今回はFクラス利用ですので、最優先レーンから搭乗させていただきました。FもC同じレーンからの搭乗となるキャリアが多いですが、このようにF専用レーンをせ用意していただけると大変ありがたいですね。
ANAの場合、ファーストクラスには専用のPBBが用意されます。そしてL1ドアはFクラスの乗客の搭乗が完了すると早々に閉められます。遅れて搭乗してくる乗客がファーストクラスのキャビンを通過することは決してありません。ファーストクラスのプライバシー確保にすごく配慮してくれていると感じます。
シート
こちらがファーストクラスのシート「ANA First Square」です。2013年当時はまだすべての77Wが新型シートに改修されていませんでしたが、ニューヨーク線は安定して新型シートが導入されていました。
キャビンの様子です。パーテーションがしっかりしていて、半個室感覚のシートになっているのがわかると思います。
こちらが着席したときの眺めです。派手さのあるシートではありませんが、ファーストクラスのシートとしては快適な方だと思います。ちょっとだけ写真に写っていますが、当時のアメニティポーチはANAロゴ入りのRIMOWAが使われていました。今はサムソナイトに変わってしまったのが残念です…
シートをフルフラットにするとこんな感じです。マットレスは東京西川の「エアーサイクロン」でした。これも2013年から導入されたもののようです。
ヘッドフォンはSONY製のノイズキャンセリングフォンでした。
そして機内で着用するリラクシングウェアです。 お土産に持ち帰れるものですので、自宅でも着用しています。
ウェルカムドリンク
着席して準備が整うと、出発前のウェルカムドリンクがサーブされました。こんなトレーに乗せて、しかも蘭の花の飾りまであるのには驚きました。ANAのサービスはこの年に確実にレベルアップしましたね。
ちなみにウェルカムで提供されるのは、ビネスクラスで提供されているシャンパンかオレンジジュースです。上空に行けば思う存分KRUGが飲めるので、ウェルカムから飛ばしすぎないことが肝要です(笑)
機内食レポートに続きます。