今となっては昔の話ですが、私が大好きだったUS AirwaysのDividend Milesのの回顧録を書きたいと思います。Dividend Milesでは日本・韓国・台湾・中国あたりのファーストクラスが往復4万マイルで取れるプログラムでした。現在はアメリカン航空のAAdvantageに統合され、必要マイル数やRoutingルールが変更され、以下の様な発券は出来なくなっておりますことをご了承下さい。
Routing
今回は東京発、香港経由、大阪行きという旅程で発券しました。往復旅程なので復路は大阪発、香港経由、東京行きです(笑)CXのファーストクラスに4レグ乗って必要マイル数は4万マイルと大変お得な発券でした。
(FFP)US
(必要マイル数)40,000
(航空会社)CX/CX/CX/CX
(クラス)F/F/F/F
(ルート)HND/○HKG/KIX/HKG/HND
(機材)B747/B777/B777/B747
(諸費用)$75+発券手数料
(マイル単価)20円以上
※発券後の変更点(赤字箇所)
(クラス)F/C/F/F
(ルート)HND/○HKG/KIX//HND/○HKG/HNDどちらもCX名物の機材変更にに伴うダウングレードによるもの。
このような旅程は日系航空会社ですと2往復分のマイルが必要となってしまいますが、大国アメリカのマイレージ制度(US Airways Dividend Miles)のもとでは狭いアジア内の単純経由旅程として認識されました。また、通常のマイレージプログラムではMPM制限に引っかかるような旅程でしたが、Dividend Milesにはそのような規定もなかったため、エージェントがOKすればどんな旅程でも発券可能と、マイラー喜ばせの寛大なエアラインでした。
CX名物の機材変更でダウングレード・旅程変更に!
ご存知の通り、機材変更が頻発するCXですが、今回関空路線の機材が往復ともに変更となり、ファーストクラスがなくなってしまったのでダウングレードになりました。。
第2区間はどうにも変更しようがなくて、泣く泣くダウングレードを受け入れました。一応、CXに交渉して保障は頂きましたが、カウンターで渡されたのは75USドルの機内販売バウチャーだけでした。。。
第3区間は(発券元のUSエアウェイズの統合先である)アメリカン航空に相談したところ、「スケジュールチェンジに起因するものなのでRouteチェンジを認める!」という心強いサポートがあり、HND-HKGへ振り替えてもらうことに成功しました!!(HND-HKGのアワード枠が空いていたこともあり、US側のオペレーションで振替できました)
羽田発に変更になったことで、有償で大阪まで移動する必要がなくなり、またJALのファーストクラスラウンジも利用できましたので、これは結果的には嬉しい変更となりましたが、第2区間のファーストクラスを死守できなかったことだけが後悔です…(笑)
フライトレポはこちら
・キャセイパシフィック航空 B747-400 ファーストクラス 羽田~香港
・キャセイパシフィック航空 B777-300ER ビジネスクラス 香港~関西
残り2区間のフライトは順次アップしていきたいと思います。