US Airwaysのマイルを使って香港旅行に行ってきました。久々のCX搭乗でしたが、変わることないハイレベルなサービスはさすがCXだと感じたフライトでした。
搭乗機はフラッグシップのB747-400!
それでは香港へ出発します。今回搭乗するのはキャセイパシフィック航空(CX)543便香港行きのファーストクラスです。B747-400またはB777-300ERで運行されることが多いですが、この日はB747-400での運行でした。CXは欧米路線からB747を撤退させており、現在はアジア域内路線でしか搭乗できない機材となっています。
CXの場合、優先搭乗レーンは1レーンしかなく、ファースト・ビジネス・OWサファイア以上・マルコポーロクラブの優先搭乗資格保有者は、すべてごっちゃ混ぜです。たとえファーストクラス利用であっても最優先で通してくれることはありません。このあたり、地上のケアがあると嬉しいのですがね・・・
シート
今回特典ということでありがたくファーストクラスを利用させて頂きます。Fキャビンはジャンボジェットのノーズ部分Aコンパートメントにあり、座席数はわずか9席です。
こちらがシート。基本的に全席ソロタイプのシートになります。
着席した時の眺めはこんな感じです。
ウェルカムドリンクはシャンパンで
席につくとウェルカムドリンクのサービスを受けます。
CXのアジア便Fで提供されるシャンパンはAmour de Deutz になります。一般的にウェルカムドリンクではビジネスクラスのシャンパンを提供するエアラインが多い中、CXではいきなりアムールが提供されます。ちなみに、欧米便ファーストクラスではKRUGが提供されていますが、お値段的には Amour > KRUGとなっているから不思議です(笑)
テイクオフ!
国際線の場合、羽田の離陸はD滑走路がアサインされることが多いのですが、今回はA滑走路?からの離陸となり、非常にスムーズでした。離陸後の機窓からは横浜の臨海地区と富士山が見える幻想的な景色が楽しめました。
その後、東京近郊へと進路を進めるシップは、江ノ島上空へと差し掛かりました。富士山とのコラボも個人的には初めて見る眺めで感動でした。
Inflight Service
まずは食前のアペリティフから
さて、シートベルトサインが消え、いよいよ機内サービスが始まりました。もちろん離陸後もアムールを続けます。タイ人の金色(←CAさんの制服のことです)に恭しくサービスしていただきました。他のお客さんはだいたい寝ていたのでほぼマンツーマンでサービスして頂きました。
最高峰の空の旅の始まりを祝いましょう☆
こんな感じで、機上の優雅な空旅を愉しむのでした。頑張ってマイルを貯めた甲斐があるものです。
ちなみにシャンパングラスの隣に写っているものは、CXシグネチャードリンクのオリエンタルブリーズになります。プラム、クランベリー、ローズウォーター、それに蜂蜜入りのドリンクだそうです。
旅の始まりをゆっくりと楽しんでいるとマニラの黒服(←インフライトサービスマネージャーのことです笑)が挨拶に来ました。今日もサービスいいね~なんて世間話をしていると、いきなりFeedbackフォームを渡されちゃいました。
最近では選択式ではなく、記述式のフォームが渡されるようになったのですかね?酔っ払いながらもCXのサービスが大好きだよ!ってメッセージを書いておきました。後日、これに対してご丁寧な返信があったことには驚きましたが。
前菜
さて、サービスは前菜へと進みます。洋食または和食の選択になります。この日は洋食と決めていたので、ホタテ・エビ・イカ・サーモンなどシーフード系の前菜を選択しました。シャンパンのお供には最高です!
スープ
スープはミネストローネでした。ファーストクラスになると海外のエアラインではこのようなスープが提供されるのも一般的ですね。
メイン
メインはトマトハーブソース焼きを選びました。洋食のメニューとばかり思って注文したのですが、なんと出てきたのが中華だったのでとても驚きました。
食後のデザートはCX自慢のフロマージュとスイーツ
CXのサービスはここからが本番と言ってもいいくらい、デザートのサービスが充実していて、毎度毎度感心してしまいます。まずはフロマージュから頂きます。
全種類食べたら確実にお腹がパンクしますので、好みのものだけを見繕って貰いました。
ポートワインを勧められますが、個人的にはどっしりとした赤ワインのほうがチーズに合わせるには好みなので、丁重にお断りしてこちらのボトルを開けて頂きました。
これが終わると今度はスイーツが提供されます。
さつまいもとアップルケーキの抹茶ソースになります。つい最近から提供が開始されたillyのコーヒーとともに頂きます。ビジネスクラスだとハーゲンダッツですが、やはりファーストとなると1段豪華になりますね。
締めはプラリネと烏龍茶が私の定番のCXの乗り方
以上で大満足の機内サービスは終了です。最後にプラリネが提供されます。私はCXに乗るといつも温かい烏龍茶と一緒にプラリネを頂くことにしています。香港のエアラインなので烏龍茶がとても美味しく感じるのですよね。
Bottom Line
いかがだったでしょうか?
近距離アジア路線とは言え、欧米線に劣らない見事なまでのサービスだったことを感じ取っていただけたでしょうか?機材よし、サービスよしのCX、ファンが多いのも頷けますね。お金があったらマルコポーロ修行でCXに乗りまくりたい!ですが、そんな余裕はないの頑張って特典で乗るしかありません(笑)
oneworldメンバーのCXは、JALやアメリカン航空のマイルを使用して押さえることができますので、興味がある方は是非どうぞ。