年末年始の旅行でアンコールワットに初日の出を鑑賞に行った時の話です。意外かもしれませんがアンコールワットのあるシェムリアップへはTGやSQが就航していません。そのためバンコクからはPGバンコクエアウェイズで飛びました。PG便はJAL特典から安く発券できますが年末年始のドピーク期間、当然特典枠に空きがあるわけもなく今回は有償での発券です。また微々たるものですがマイルもJMB積算可能でした。
バンコクエアウェイズ・チェックイン
ANA便を降り一旦タイに入国してPGへチェックインを行います。早朝だというのに出発フロアーは大勢の乗客で賑わっていました。
こちらがバンコクエアウェイズのチェックインカウンター。普段JGC/SFCステータスを駆使して旅しているのでこのような長蛇の列に並ぶことがもはや恐怖と化しています(笑)
預け入れ荷物もなかったのが幸い、自動チェックイン機でサクッとチェックインしてしまいました。
スワンナプーム空港オススメのフードコート
チェックインを済ませた後は、せっかくなのでタイ料理が食べたくなり、フードコートに行くことにしました。規制区域内にも幾つかレストランはありますが、外国人価格な上なんとなく本格的なタイ料理って感じのお店がないので、ローカル感漂う空港職員向けのフードコートがオススメです。
場所は空港内の1階です。この看板が目印です。
中の様子です。旅行者もちらほらいますが、現地の人が中心でローカル感漂うところが最高です。
タイらしいヌードルをオーダーしました。ナンプラーやスパイスや砂糖などを加えて味を整えて食べるタイ式のヌードル!これを食べないとタイに来た感じがしません。ローカルフードを手軽に空港で市中価格で食べられるフードコートはオススメです!
タイフードを楽しんだ後はセキュリティを抜けてバンコクエアウェイズのブティックラウンジへ向かいました。
バンコクエアウェイズ・スワンナプーム空港ラウンジ
バンコクエアウェイズは、エコノミークラス搭乗者でも全員ラウンジを利用できる珍しいエアラインです。ラウンジ利用には上級会員資格も不要です。
こちらがご自慢のブティックラウンジです。
無料のラウンジですが、お茶する程度の飲食物は完備されていました。
スナックや、
伝統的なタイのスイーツなど。
紅茶を飲みながらスイーツを頂いて搭乗までの時間を過ごしました。
おそらくラウンジの存在を知らない利用客が大半だと思われ、乗り慣れている人や航空知識がそこそこある人でないと利用機会はないかもしれません。
バンコクエアウェイズ・搭乗
搭乗ゲートはバスゲートでした。
移動が面倒な反面、間近に飛行機を眺められる利点もあるので、一長一短です。
バスはバンコクエアウェイズA320機シップサイドに到着。バスを降りてタラップを登って搭乗します。座席番号が後方だったのでリヤのドアから搭乗しました。
シートはごくごく一般的な3-3配列のエコノミーシートです。
着席して外を眺めるとTG機がたくさん見られました。これから世界各地へ飛び立っていくのでしょうね。
A380も駐機していました。
バンコクエアウェイズ・機内食
シェムリアップまでは1時間程度の短い飛行時間ですが、離陸後に機内食のサービスがありました。簡単なサンドウィッチとフルーツです。普通に食べられるものでした。フルーツはさすが南国バンコク積み込みということもあって甘くて美味しかったです。
食事が終わる頃になるとシップはもうシェムリアップ付近の上空に来ていました。
最近は都市化の勢いが激しくて、大抵どこの空港も気窓から見える風景は「都市」なのですが、シェムリアップは「のどかな田舎」の風景が広がっていました。
久しぶりに旅に来たんだ!という感情がこみ上げてきます。
ということで、シップは無事チェムリアップ国際空港に着陸です。
のどかな田舎の空港なので、PBBは1つもなく必ずタラップからの降機です。タラップを降りた後は普通バスに積み込まれてターミナルへ向かいますが、ここシェムリアップでは歩いてターミナルに向かいます。
途中、立ち止まって飛行機を撮影したり、厳戒なセキュリティ体制が敷かれている空港と違ってのんびりした雰囲気が良かったです。
それではいよいよ憧れの世界遺産アンコールワット観光へ向かいましょう!
Botom Line
バンコクエアウェイズは一見LCCっぽい雰囲気ですが、実はアジアのブティックエアラインを掲げるフルサービスキャリです。預け入れ荷物無料、座席指定無料、機内食無料の上、エコノミー搭乗者全員にラウンジアクセス権ありというのもまた嬉しいポイントです。JMBにマイル積算できるのもメリットでしょうか。エアアジアのようなLCCにはどうも抵抗があるという人は是非PGの利用を検討されてはいかがでしょうか。