世界一周航空券のポジショニングのためモザンビークのマプトへフライトした時のお話です。今回はアフリカのゲートウェーシティーとなるヨハネスブルグから南アフリカ航空のフライトでマプトへ飛びました。
南アフリカ航空(SA)・チェックイン
ヨハネスブルグ国際空港にやって参りました。これからSAにチェックインしますが国内線と国際線ではターミナルが異なりますので注意が必要です。とはいってもターミナル間は徒歩で移動できますのでそんなに時間もかかりません。
チェックインカウンターはどこも混み合っていましたが、今回はNH*Gのステータスのお陰でこちらのプレミアムチェックインカウンターが使えました。とはいってもこのカウンターでも5分程度は並びました。
チェックインの後はセキュリティと出国審査を済ませます。セキュリティには優先レーンがあり、スムーズに抜けられましたが出国審査に優先レーンはなく長蛇の列でした。そのためラウンジの滞在時間がほとんどなくなってしまいましたが、せっかくアフリカまで来たのだからSAラウンジを取材せずに帰るわけには行かないと思い、大急ぎで取材してきたのでした。
南アフリカ航空・搭乗
マプト行きの搭乗ゲートはバスゲートのようでした。エスカレーターを降りると沖止めで出発する専用のゲートが並んでいました。主に南アフリカ周辺国域の小型機でのフライトがここから出発するようです。
バスに乗り込みます。第2陣だったので最終搭乗者が現れるのを待って沖止めゲートへ向けて出発となりました。
途中、ブリティッシュ・エアウェイズのA380型機が駐機しているのが見えました。さすがは元英国領ということもあって、英国と南アの経済的な結びつきは深いのかもしれません。
そして我らがCXの77Wも駐機しているではありませんか!CX唯一のアフリカ路線ですが、これも旧英領同士の繋がりが関係しているのかもしれません。一度香港から南アまでCXでダイナミックにフライトしてみたいものですね!
そんな感じで楽しんでいるとやがてバスは本日の搭乗機のシップサイドに到着しました。今まで見てきた大型機とは違い迫力はありませんが、南アフリカ航空のA319型機です。ちなみに自分はSAへの搭乗はこれが初となります!
搭乗の際にビジネスクラスのシートをちらりと見ることができました。まあリージョ路線なのでこんなもんでしょう。
南アフリカ航空・エコノミークラス
自席はエコノミーの前から3列目の席です。事前にSAサイトからオンラインで指定しておきました。シートはご覧のとおり個人用モニターもない機材となっています。専らリージョ機材として運用している分にはモニターも不要なのかもしれませんね。
モニター無しの機材なのでセイフティーインストラクションはデモ形式でCAさんが実践されていました。
この日の搭乗率は6割位、中央席はほとんど空席でゆとりあるフライトです。出発準備が整ってドアクローズすると、シップは滑走路に向けて走行を開始します。この間、機内では殺虫剤散布が行われました。この殺虫剤散布、アフリカや南米発着のフライトではしばしば行われるのですが健康被害が心配です。このフライトで散布された殺虫剤も結構匂いがキツくて機内が煙るようなものでした。ずっと鼻と口を覆って耐えておりました。
離陸後は機内サービスの時間です。飛行距離269マイルと東京大阪間くらいのフライトですが、簡単な軽食サービスがありました。これに加えて希望者にはペットボトルのお水も配っていました。エコでボトルの水が貰えるのは嬉しいですね。
短いフライトでの食事サービスなので、ベルトサインが消えるやいなやCAさんが飛んできてサービスを開始していました。この手際の良さはCX並に素晴らしかったです。またアフリカ出身のクルーたちもフレンドリーで欧米キャリアに見劣りしないサービスだったと思います。
あっという間にシップはモザンビークのマプトに到着。1時間程度のフライトでした。5時間程度のトランジットですが乗継ぎがうまくいくか不安だったので事前に田町の大使館に行ってビザを取っていました(ビザは6,000円もします!)
トランジットで入国することに文句を言われないか心配でしたが、何も突っ込まれることなくあっさりと入国完了。
はじめて訪れる国モザンビークです。5時間のトランジットが暇でしたので市内へ出ようと思いましたが、現地通貨メティカルを持っていなかったのと、観光資源は全く無い国なので市内へ出てもしょうがないと思い、結局空港で時間を潰すことにしました。
Bottom Line
このチケット手配はExpediaから行って20,570円でした。3,000円とか5,000円の割引クーポンを頻繁に配っているサプライスという選択肢もありましたが、サプライスのクーポンは海外発券には利用できないため今回はExpediaを利用した次第です。
Expediaの航空券は購入前に予約クラスが分かるのでマイル積算率も事前に調べることができました。今回はLクラスのチケットでAMCへの積算率は50%でした。また発券後にコンファメーション上にSAの予約番号も表示されるため、その予約番号を使ってSAサイトに行けばシートマップを見ながら座席指定もできたので何一つ不自由なくチケットの手配ができました。