香港から成都までキャセイドラゴン航空のビジネスクラスに搭乗した際のレビューです。九寨溝の旅に行く際に利用しました。
キャセイドラゴン航空ビジネスクラス・搭乗
キャセイドラゴン航空はキャセイパシフィック航空の子会社で、主にリージョナルフライトを担うキャリアです。以前は香港ドラゴン航空という社名でしたが、キャセイグループのリブランドの際にキャセイドラゴン航空に社名変更しました。
さて、今回アサインされたゲートは511という見慣れないゲートでした。このゲートがどこにあるのかも知識がありませんでしたが、WING近くのエスカレータを降りたところにあるバスゲートでした。
親会社のCXとのコードシェアで成都までフライトしているようです。
優先搭乗でバスに乗り込みます。後部のドアが開いてそのまま車内に乗車できる見たこともないようなバスでした。
バスに揺られて沖止めのゲートまでやってきました。ここからタラップを登って搭乗します。
キャセイドラゴン航空ビジネスクラス・シート
機内に入ると驚いたことにビジネスクラスのシートは新しいシートになっていました。てっきり古いシートだと思っていたので、これは嬉しい誤算でした。そしてよく見るとCXの新型リージョシートと同じプロダクトでした!
シートピッチは狭め、リクライニングもこの程度しか効きません…
が、短距離の移動であれば十分快適なシートだと感じました。さすがに日本路線ではシラスシートの便を選んで乗りたいですが…
個人用モニターも付いていました。
リージョ機材ですが、しっかりパワーポートも付いていて、スマホやラップトップの充電もできて安心です。
リージョ機材にしてはビジネスの比率が高めで、6列24席も配置されていました。ただし埋まり具合はイマイチで24席中7席のみでした。
リージョフライトですがウェルカムドリンクのサービスがありました。
シグネチャーカクテルだというのでそれを貰いました。
それでは成都に向けて出発です!
キャセイドラゴン航空ビジネスクラス・機内食
キャセイグループらしく、リージョフライトでもしっかりと機内食がサービスされました。香港発なので中華にしようと思いまして、ドリンクは青島ビールです。
メインはCX同様に全種類実物を持ってきてくれ、それを見ながら選ぶことができました。
今回は実物を見るまでもなく中華にすると決めていたので、迷うことなく中華のお皿を貰いました。見た目も良く期待通りおいしそうな食事です。
香港までのファーストクラスのフライトで満腹になっていて、このフライトで機内食が食べられるか不安でしたが、ラウンジでセーブしたおかげで回復したこともあり、また中華料理だったので食が進んだことも相まって、完食することができました。
最後はハーゲンダッツとコーヒーです。下手なデザートよりもハーゲンダッツが一番無難でいいです。
CX系ではお決まりの烏龍茶を飲んで締めました。
こうして順調に飛行を続け、シップは無事成都国際空港に到着いたしました。この日は夜も遅く、九寨溝へのフライトはありませんので、空港周辺の安いトランジットホテルで1泊して、翌朝早朝のフライトで九寨溝へ向かいました。
Bottom Line
キャセイドラゴンにはあまり良いイメージがありませんでしたが、今回はいい意味で期待を裏切られました。シートも更新されていて機内の快適性は以前と比べて大きく改善されているように感じました。また、サービス面でも以前乗った時の印象がドライで冷たい対応でしたが、今回はフレンドリーでキャセイらしい感じのサービスを受けられました。機内食の品質もキャセイクオリティで満足度が高かったです。中国国内へ旅する際は中国系キャリアよりは路線網は少ないですが、是非キャセイドラゴンを利用したいと思いました。
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