SQシンガポール航空A350に搭乗した時のお話です。この日はSQ890便にてシンガポールから香港までフライトしました。
搭乗~出発まで
シップに乗り込むとサロンケバヤのCAさんとSGGマネージャーに笑顔で出迎えられ、席へと案内されます。しばらくするとウェルカムドリンクが配られました。早朝のフライトですのでアルコールは用意されていませんでした。
オレンジジュースを飲みながら窓の外を眺めるとエンジンがよく見える席でした。エンジンはロールスロイス・トレントXWBです。エンジンの先に見えるウイングレットも特徴的なデザインです。
出発準備が整うと定刻通りドアクローズ・プッシュバックされ、SQ機が総勢と並ぶ第3ターミナルを横目に見ながらテイクオフとなりました。
機内食サービス
上空に上がるとまもなくドリンクが提供されました。まだ朝早いですが折角病でシャンパンをオーダーしてしまいました。銘柄はシャルル・エドシックです。
続いてワゴンがやって来まして、朝食のプレートが配られます。
内容はフルーツ。これに数種類のブレッドを選択してお皿に盛ってもらいます。無難なクロワッサンを選択しました。SQの食事は見た目も最高に綺麗で毎度毎度感心されされます。
この後はシリアルやヨーグルトを食べるか聞かれましたので、健康のためにヨーグルトを頂きました。
そしてメインディッシュのお皿が届きました。今回注文したのはナシレマッというマレーシアで一般的な家庭料理。朝食に食べられることが多いそうです。
見た目はよろしくないんですが、甘辛いソースとチキンそしてお米の相性が抜群!いかにもアジア!というテイストの食べ物でして、このあたりもSQらしい食事内容だと思います。
短距離でもフルフラット主義は譲れない
食事の後は緑のサロンケバヤさんが機内を案内してくれました。後方のPYやY、機内最後方のぎゃれーまで丁寧に案内してくれました。
自分の席に戻ってからは折角ですのでシートをベッドモードにして横たわります。この快適さを覚えてしまうとフラットにならないシートにお金やマイルを払うのが勿体無くなってしまいますよね。自分は短距離でも絶対フルフラット主義なのです。
香港国際空港に着陸
そんな快適なシートもシンガポール=香港間の短距離では真価は発揮しきれないもの。あっという間に香港が近づきます。
この高層住宅が見えてくると、香港に来たなあって感じます。
着陸間際にはこんなプレゼントが!すっかり飛行機好きと思われていたみたいです。トランプもA350とともに新しくなっていました。
こうしてシンガポールから3時間45分のフライトで、シップは香港国際空港に到着。近くのスポットにはアシアナ航空のB747-400が駐機していました。
Bottom Line
SQ最新鋭機材のA350-900型機。ハード面では、機材自体にA380ほどの派手さはないものの、シートはA380のリニューアル版ということもありより快適性が高まっています。この短距離路線においてもフルフラットシートが堪能できるのは非常に乗り得だと思います。サービス面も、今回も文句の付け所のないフライトとなりました。機内食の内容、見た目、味、どれをとっても非常にハイレベルです。クルーのホスピタリティを含め、サービスはいつも期待以上の内容です。