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〜年3回ファーストクラスで海外旅行するためのマイル活用術〜

ANA ビジネスクラス

ANAビジネスクラス搭乗記 成田→ブリュッセル NH231 B787-8 Jul2018

投稿日:

ANAのビジネスクラス搭乗レビューです。欧州方面へはいつもフランクフルト行き223便の利用がデフォルトですが、今回はブリュッセル便を利用してみました。日系ではANAだけが就航する独自路線です。

ブリュッセル便の出発は成田空港から

欧州方面へはいつも羽田空港からの出発ですがこの日は珍しく成田空港から。ブリュッセルとデュッセルドルフ(=JALと競合しない欧州路線)は成田空港発着となっています。両都市ともに日本企業の進出が多く、在住日本人も多い都市です。

ANAの成田便なんて使ったことないかもというくらい浦島太郎状態、どこにカウンターがあるのかもよく分からず、適当にビジネスクラスのカウンターを見つけてチェックインしました。

その後はSFC優先セキュリティーレーンを使用して出国しました。

出国するとANAの飛行機がたくさん見えるのでANA好きには堪らない眺めですw

その後はビジネスクラスラウンジへ。ここも利用するのは結構久しぶりです。

いつの間にかスパークリングワインを出すようになったんですね!少し前まではビールと焼きそば唐揚げが定番だったのに(笑)なかなかの進歩です!

相変わらず炭水化物中心のラウンジメニューです。朝食を兼ねて軽く頂きました。

B787が可能にした欧州路線ブリュッセル

時間になったので搭乗ゲートへと向かいました。今回搭乗するシップはB787-8型機、おそらく787の中でも一番最初の時期に導入されたタイプの機材です。

このような中型機の導入により、B777などの大型機では路線維持が難しい中型都市にも自社便を飛ばすことが可能になりました。ビジネス需要は直行便第一主義ですから、そのような中型都市に縁のあるビジネスマンには使い勝手がいいでしょうね。

残念ながらファーストクラスの設定はありませんが、ビジネス、プレミアムエコ、エコの3クラス制になっています。今回は少し贅沢してビジネスクラスを押さえていましたので優先搭乗レーンから搭乗させていただきます。

ファーストクラス未設定の路線でもダイヤモンド会員の優先搭乗レーンがあるのですね。そして必ず何人かはダイヤモンド会員がいるものですね。今回は3人が乗って行きましたが珍しく全員がエコノミー客でした。ANAのダイヤモンド会員はJALのDIAに比べてCクラスに乗っている人が多い印象なんですけどね。

ANA B787-8 ビジネスクラス シート

ダイヤモンド会員の優先搭乗に続いてビジネスクラスの優先搭乗で機内へと乗り込みました。ビジネスクラスのキャビンは1-2-1と1-1-1の配列が交互になっているタイプです。このタイプはB787-8型機材のみのコンフィグになります。

この日はAコンは9割程度の搭乗率でしたが、Bコンは3割程度と空いていました。皆さんよほど前方座席がお好きなんですね。

私が指定したのはBコンの窓側。やはりここが一番奥まっていて、窓からの景色も楽しめるので一番いい席です。いつも通り高い機能性と美しいシートデザインが絶妙な私の大好きなビジネスクラスのプロダクトです。

モニターも大型、足元のスペースもそこそこ確保されています。

シートリクライニングなどの基本機能は座席右手のコントロールパネルでコントロールします。

広いサイドテーブルがあるのも長時間フライトでは快適さのポイントになりますね!

中央列のお一人様シートは左右両方にサイドテーブルがある贅沢仕様です。窓を取るか2枚のサイドテーブルを取るかの選択ですが、サイドテーブルは1枚でも十分に広いので今回は窓側を選びました。

一方で、中央列で2人掛けの座席はサイドテーブルが狭くなっているので注意が必要です。同行者とどうしても隣同士で座りたい場合以外は避けた方がいいかもしれません。

外を眺めるとシンガポール航空が新たに導入したB787-10型機が駐機していました。-10は感覚的にはもはやB777クラスの大きさに感じられる大型機に見えます。

このアメニティ正直あんまり好きじゃない。ポーチのデザインだけはよく変わります。

そしてウェルカムドリンク。いつも通りスパークリングワインかオレンジジュース。

シャンパンではないのでここはオレンジジュースで我慢します。

この日は定刻より10分程早くドアクローズ。ブリュッセルに向けて約11時間のフライトの始まりです!

 

ANAビジネスクラス 機内食

上空に上がってベルトサインが消えると早速機内食サービスの時間です。おしぼりから始めるのがANAのサービスです。

日本の大地が見えるとこれから空の旅が始まるんだなあと感じる瞬間です。

成田離陸後は一旦沿岸に出て進行報告を北側に取るルートでした。

 

最初のドリンクサービスは迷わずシャンパンをお願いします。カステルノーと言う銘柄ですが日本では出回っているのを見ませんね。

アミューズとともにいただきます。

上空で味わう一杯は至福の時間です!

この日はお酒が進みました。白ワインはブリュゴーニュの白をチョイス。

珍しくロゼワインも積んでいたので試しに飲んでみました。

贅沢に飲み比べです。どちらも自分の口に合いました!

前菜のエビとチキンとともに楽しみました。

ANAはビジネスクラスでもスープを出してくれるんですよね。コーンスープ、甘くて意外とクセになったりして。

ちなみにこの時の洋食メニューはミシュラン一つ星獲得のRyuzu. こうした有名シェフとのコラボメニューがあると毎回の機内食が楽しみになりますね!

ANAはブレッドの種類が多いのも嬉しいところ。シンプルなバゲットはオリーブオイルの少量の塩を浮かべたものをつけて食べると美味しいです。

そしてメインはビーフの煮込みを選択しました。3種類の赤ワインの飲み比べをしながら楽しみます。

自分が好きなボルドーがスペシャルワインを含めて2種類搭載。

加えてアルゼンチン産。ピノノワールなので繊細な感じで少々物足りない。

そのままチーズ・フルーツを食べながらワインを楽しみました。

最後はコーヒーを飲みながらスイーツを楽しみます。ビジネスクラスはピエールエルメのデザートが定番化しているのが嬉しいです!

この日は結構飲んだのに機内ではほぼ一睡もせずに過ごせました。機内での酔いの回り具合は前日の睡眠時間や体調にもよって結構変わってくるなあと思います。

口が渇いた時はスプライトでリフレッシュするのが爽快です。

フライト中はずっとコードブルーを見ていました。10話全制覇です。ドクターヘリに乗って救命の最前線で働く仕事、カッコイイですね!

 

途中でアラカルトメニューを注文します。

やはり一風堂のラーメンは欠かせません。このようなインスタントでも日本を長く離れる時は食べおさめに、日本を長く離れて帰ってくる時は結構ありがたいのですよね。

 

到着前の食事は日本食にしました。あまりお腹空いていませんでしたが、美味しかったので全部食べられたと思います。

 

最後はハーゲンダッツにコーヒーをもらって終了。

こうして無事ブリュッセル国際空港に到着しました。

 

Bottom Line

ブリュッセルへ行く場合はやはり直行便が楽ですね。これがフランクフルトやロンドン経由となると巨大空港での乗り継ぎや待ち時間などで時間も体力も消耗しますからね。成田空港も最近は時間的・費用的アクセスも良くなっていますので、羽田発のフランクフルト便にこだわる必要はないですね。

またマイラー的には主要路線に比べてアワードの予約が取りやすいのもポイント。ブリュッセルからはロンドン、パリ、アムステルダムなどへの地上交通のアクセスもいいですから、意外と使える路線だと思います。

-ANA, ビジネスクラス

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