ある海外サイトの発表によりますと、ANAは2016年冬スケジュールの羽田発着米国線のスケジュールを発表するとのことです。
それによりますと、ニューヨーク線、シカゴ線のスケジュールは下記の通りとなるようです。またなぜか羽田からクアラルンプール線にも就航するようです(成田からの移管?)
東京羽田 – シカゴ・オヘア
NH112 HND1050 – 0740ORD 77W
NH111 ORD1615 – 2030+1HND 77W
東京羽田 – ニューヨーク・JFK
NH110 HND1020 – 0900JFK 77W
NH109 JFK1655 – 2110+1HND 77W
大方の予想通り、東京発は午前中の1便目が羽田に移管となるようです。予想外だったのは、その折り返し便(米国発の1便目)が成田に飛んで行く事です。
日本在住者にとっては、日本・米国発ともに1便目の方が便利なスケジュールかと思いますが、米国発の1便目は残念ながら成田に到着するのですね。羽田に到着する便は到着時間がやや遅いので、出張や旅行で帰国して翌朝そのまま出社となるとやや辛いスケジュールです。また、特にニューヨーク便などは羽田到着が21時過ぎと遅めのスケジュールになっていますが、この時間に到着して地方への乗継ができるのかも疑問でもあります。羽田から飛んだ便はそのまま羽田に折り返してくれるスケジュールを期待していたのですが、この点は少々残念です。地方への乗継ぎよりも羽田をハブとした東南アジアへの乗継が重視されているのかもしれません。
その象徴がクアラルンプール便の羽田就航でしょうか。これはおそらく成田からの移管だと思われますが、スケジュールは下記の通りとなっています。
東京羽田 – クアラルンプール
NH885 HND0005 – 0635KUL 788
NH886 KUL1415 – 2205HND 788
現行の成田便は夕方に成田を出発して深夜に現地到着。早朝にクアラルンプールを出発して成田に戻って来ますが、このスケジュールだと移動するだけで初日と最終日が潰れてしまうので、今まで利用を躊躇っておりました。これが羽田発が深夜便になり、帰りの出発も午後になれば短い滞在時間でもそこそこ現地滞在を楽しめるようになるのではないかと思います。ただ、羽田に移ってくればANA独占状態の路線になりますから、シートはクレードルと予想します(苦笑)
ANAマイラーへの影響は?
ANAマイラーとしてはANA便が羽田に移管され便利になるのは素直に歓迎したいと思います。シカゴはユナイテッド航空のハブ空港ですから、米国の多くの都市やカナダ・メキシコの都市へも羽田空港から旅行できることになります。ますます便利になるANAマイル、これからも頑張ってANAマイルを貯めて便利な羽田空港から世界へ飛び立っていきましょう!
この運航ダイヤでは、3路線とも、復路は国内線への同日乗り継ぎは一切無理ですね。さすがは全東京空輸のやることです。
域内人口2000万の関西や、域内人口1000万の中部すらどうでもいいということなのでしょうね。
◆徳俵さん
ANAは東京をハブ空港とする戦略を取っているようですね。
地方からの直行便というのはなかなか難しそうですね。