前回シリーズに引き続き大好きだったマイレージプログラム、US Airways Dividend Milesネタです。これは2013年の旅行記ですので、まだスターアライアンスメンバーだった頃のお話です。アドリア海の真珠と呼ばれるドブロブニクを一目見てみたくてファーストクラスで欧州へ飛びました。
ルーティング
(FFP)US Dividend Miles
(必要マイル数)100,000
(航空会社)OZ/OU/OU/OU/TG/TG/OZ
(クラス)F/C/C/C/F/F/F
(ルート)ICN/FRA/ZAG/○DBV/CDG/BKK/HND-○NRT/ICN
(機材)B747/Q400/A320/A320/A380/B777/B747
(諸費用)約150USD+発券手数料50USD
(マイル単価)25円程度※OZ/アシアナ航空、OU/クロアチア航空、TG/タイ国際航空
ルーティングのポイント
・定番の欧州ファーストクラス往復10万マイルを利用(激安!)
・OZとTGのファーストクラスを利用(TGはA380)
・遠回り(バンコク経由)でも同じマイル数で発券可
・ソウル発の旅程のため東京でストップオーバーを活用
今回は日本発がピークシーズンにあたり、どの航空会社でも特典が取れなかったためソウル発のフライトを押さえました。ソウルへは別切りのJLソウル発券の最終区間を利用して向いました。
旅行のダイジェスト
旅のスタートはソウル仁川国際空港。地元キャリアのアシアナ航空でフランクフルトへ飛びました。FRA線はOZの欧州路線で唯一ファーストクラスの設定がある便になります。前回は機材変更でFの設定がなくなったため他社振替となり、今回はそのリベンジを兼ねての搭乗です。
機内の様子は後日UPすると致しまして、フランクフルトに到着後クロアチア航空(OU)のプロペラ機に乗り換えてドブロブニク、ではなくクロアチアの首都ザグレブへ向かいました。クロアチア航空は欧州のリージョナルキャリアですので馴染みがない方が多いかもしれませんが、一応スターアライアンスメンバーです。ドブロブニクに行く際は利用することもあるかもしれませんね。
フランクフルトは欧州の一大拠点空港ですので、もちろんドブロブニクへの直行便はLH/OUともにあるのですが、夕方に到着するOZやNH便からは同日乗継できないスケジュールになっています。そのため、同日で現地に行くには今回のように一旦ザグレブを経由して行くこととしました。
尚、羽田深夜発のNH便や大阪発のLH便からは同日乗継でドブロブニク行きの直行便に乗り継ぐことができます。
タイトな乗継時間の中、急いでドブロブニク行きの国内線に乗り換えました。夜も更けて来てかなり疲労と眠気と闘いながら深夜のドブロブニクに到着。ホテルに着いてそのままご就寝となりました。
翌日、ドブロブニク観光の目玉となるこの風景を見に行きました。アドリア海の真珠と呼ばれる旧市街です。5月でしたが初夏の気候でとても気持ちの良い滞在でした。
ドブロブニクに2泊した後はクロアチア航空でパリへ飛びました。大陸横断のファーストクラスに加えてこのように欧州内の周遊も同じマイル数で切り込めたのでDividend Milesは本当に使い勝手が良かったです。
そして花の都パリにやって参りました。何を見ても本当に美しい街です。この時以来、毎年のようにパリに通っています♪
そして帰りはTGのA380に搭乗しました。この時はTGのA380初搭乗でした!機内の様子はまた後日。
12時間のフライトを終え、早朝のバンコクに到着です。これから羽田便へ乗継ですが、乗継時間をたっぷり取ってTGのファーストクラスラウンジ滞在を楽しみました。Fクラス利用者は全身のオイルマッサージを60分無料で堪能できます。
空港ラウンジで提供されるマッサージのレベルはTGがダントツNo1だと思います。TGは地上サービスを存分に楽しみたいキャリアです。
そして最後は77Wで羽田空港へ。
機材はインドのジェットエアウェイズ(9W)からのリース機材のため、プライベートスイート型のプロダクトでした。
これにてドブロブニク旅行は終了ですが、ここで終わらないのが今回のチケットの醍醐味。東京でストップオーバーをした後、出発国であるソウルへのフライトがおまけで付いてきました。もちろんファーストクラス設定のあったアシアナ航空を利用しました。
今現在、OZは成田便のファースト設定を廃止してしまったので、もうこの区間でファーストクラスに乗ることはできません。短距離でもアシアナのワインの品揃えは一流だっただけに非常に悔やまれるところです。
Bottom Line
何度も日本=欧州間の往復ばかりでしつこいかもしれませんが、それだけこの路線のマイル数は魅力的だったので、何度も発券させて貰いました。そのおかげで、スターアライアンス主要キャリアのファーストクラスはほとんど全て制覇することができました。次回以降、このシリーズのフライトレビューをUPしていきたいと思います。