アンコールワットで初日の出を体験した年末年始の旅行の帰りのお話です。この時はシェムリアップ発のSQ特典で帰国しました。まずはSQの子会社であるシルクエアー(MI)でシンガポールへ飛びました。尚、航空券の詳細については記事の末尾にリンクがあります。
シェムリアップ空港・シルクエアーチェックイン
シェムリアップへはシンガポール航空本体は就航しておらず、子会社のシルクエアーのフライトのみとなります。シルクエアーはスターアライアンスには加盟していないので馴染みがないかもしれませんが、SQレベルの高いサービス体験できる会社です。
シェムリアップはロカール空港なので出発1時間前に空港に来ても大丈夫そうですが、余裕を持って早めにチェックインしました。しっかりとビジネスクラスカウンターも用意されています。
チェムリアップ空港・ラウンジ
チェックイン後は出国審査を済ませ、ラウンジへ向かいました。ラウンジは共用ラウンジになります。
中は典型的な共用の待合室という感じです。
これまた共用ラウンジらしく、ラウンジ内の食事類はちょっと食べられそうにありませんでした…(苦笑)
揚げ物、目玉焼き、ソーセージ
チキン?
ポテト
よく分からない食べ物
サラダ
お寿司
フルーツ
マフィンなど
特に食べたいものがなかったの、現地のアンコールビールを飲んで搭乗までの時間を過ごしました。
シルクエアービジネスクラス・搭乗
時間になると搭乗が始まります。ビジネスクラス利用者とSQ上級会員の優先搭乗がありました。シルクエアーはスタアラ非加盟なのでスターアライアンスゴールドカードで優先搭乗はできません。
PBBはありませんので、飛行機までは徒歩で向かいます。南国らしい青空のもと歩くのは大変気持ちがいいです。
こちらが本日搭乗のシルクエアー機です。機材はB737でした。
シルクエアービジネス・シート
シルクエアーはシンガポール航空のリージョナルフライトを担当する位置付けの航空会社なので、基本的に機材やシートはリージョ仕様です。
革張りで重厚感のある綺麗なシートでした。
シルクエアー・ウェルカムドリンク
着席するとウェルカムドリンクのサービスが回ってきました。朝一のフライトということもあり、アルコールはありませんでした。
オレンジジュースを貰ったみたいです。リージョフライトなのでおしぼりは使い捨てのペーパーでした。
テイクオフ
出発準備が整うとシップは定刻通りにプッシュバックを開始しました。隣のスポットにはバンコク行きのPG便が駐機していましたが、あちらは朝一から90分も遅延していました。
ということで無事テイクオフ!のどかなカンボジアの大地を眺めながら、シップは一路シンガポール・チャンギ空港を目指して南下します。
あっという間にシェムリアップ市内を抜けまして、窓の外にはトンレサップ湖が広がります。美しい景色です。
シルクエアー・機内食
やがてシートベルトサインが消えたところで、軽く機内の様子を撮影しました。この時、後方の座席が2席並びで空いていたので、CAさんの許可を取って座席を移動させて貰いました。こういった2席並びのシートでは隣がいるのといないのとでは、快適さが圧倒的に違いますからね!
という訳で、広々と座席を使いながら機内食のサービスを受けることにします。短距離路線ということでミールはワンプレートでの提供でした。
メインディッシュはビーフでした。これが柔らかくて美味しかったです。本当に期待以上の内容でした。さすがSQ系の航空会社だと思いました。
短距離ながらブレッドは中長距離路線と変わらない品揃えです。
人気のガーリックトーストも提供されていましたので、そちらをチョイスです!
食事に合わせるワインは赤白1種類ずつ、小型のボトルでの提供でした。残念ながらシャンパンは積んでいないとのことでした。
お肉に合わせて赤ワインを飲んでいたようです。
食事中も頻繁にドリンクのおかわりに回って来てくれ、SQ並いやそれ以上に快適なサービスだったかもしれません。常に笑顔でサービスにあたっていて本当に気持ちの良いサービスでした。
サービスも食事も最高だったので見事に機内食を完食してしまいました。完食できる機内食って実は珍しいんですよね(笑)
食後は貸出式のエンターテイメントシステムをいじっていましたが、どうもApple製品以外のタブレットやスマートフォンには拒否反応を示してしまう私、写真を撮影して終わりにしてしまいました(笑)
食後は紅茶を飲みながらゆっくりしていました。
シンガポール・チャンギ空港に着陸
やがて窓の外には見慣れたシンガポールの景色が広がってきました。シェムリアップからはわずか834マイルのフライトでしたが、カンボジアとは打って変わって発展しているシンガポールです。
チャンギ空港にランディング。SQの機体が並んでいるのを見ると、シンガポールに来たんだなあという気分になりますね。
この後は23時間50分の乗継で帰国する予定でしたが、乗継のボーディングパスを持っていたため、一度プライベートルームで食事をしてから入国し、この日のホテルへ向いました。
アライバルラウンジとしても利用できてしまうので、チャンギ空港は素敵ですね♪
Bottom Line
SQのリージョ部門を担うキャリアでありながらスターアライアンスには非加盟というシルクエアー(MI)。したがって多くの人は利用機会が限られるキャリアかと思いますが、今回たまたまSQ特典での搭乗だったため利用機会に恵まれました。SQ特典の場合にはMI便もSQ扱いなので自社便のマイル数で発券できます。さすがSQの子会社というだけあって、サービスの品質はしっかりしていますし、食事にも力を入れていると感じました。
2017年3月現在、シェムリアップに就航している主要キャリアは、マレーシア航空、ベトナム航空、中国東方航空、バンコクエアウェイズ、エアーアジアくらい。この顔ぶれだとシルクエアーは相当魅力的な選択肢になるかと思います。
シェムリアップに限らず、シルクエアーは東南アジアの中小都市を意外とカバーしていますので、SQ特典でお出かけの際は是非シルクエアーもご検討されてみてはいかがでしょうか。
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