ANAのパリ線のビジネスクラスのレビューです。乗り継ぎの関係からフランクフルト線がデフォルトの私ですが、今回は珍しくパリ便の利用です。
ANAビジネスクラス・チェックイン
直前までパリの市内で買い物していたので空港到着は出発の1時間前になってしまいました。もうダイヤモンドカウンターしか空いていませんでしたw
ダイヤ会員ではありませんが、仕方がないのでダイヤカウンターからチェックインさせていただきましたw 勝手知ったる都市からの出発時はこれくらいギリギリにチェックインするのが最近のマイブーム。ただし乗り遅れには要注意ですが!
ANAビジネスクラス・シート
ギリギリにチェックインしてもビジネスクラス利用時であればアクセスNO1の優先レーンからイミグレ、セキュリティを通過できるので意外と時間的には余裕です。時間がないのでラウンジに寄りませんでしたが、CDGの1タミはイミグレ→ラウンジ→セキュリティの順なので注意が必要です。
この日の搭乗機はスターウォーズ仕様のB787-9型機でした!
ダイヤ会員の優先搭乗に続いてビジネスクラス、スターアライアンスゴールド会員の優先搭乗で機内へと乗り込みました。ビジネスクラスは1-2-1配列で広々と座席配置されたスタッガード型となっています。どの座席に座っても絶対に快適なのでこのシートは安心ですよね。
もちろん窓に接したソロシートをアサインしますが。
ちょうどエンジンの真横のシートでした。787のシートはロールスロイス製ですね。
フルフラット時にも十分な横幅が確保されていて、プライバシー感も抜群なので快適なシートです。
ウェルカムドリンクはいつも通りスパークリングワインとオレンジジュースでした。喉が渇いていたので両方もらいました。
この日のビジネスクラスは数席の空席を残してほぼ満席でした。こんなに好調ならパリ線も77Wでの運行を復活してほしいなあと思ったり。
シップは定刻通りに出発し、滑走路に向けて地上滑走を開始しました。窓の外にはルフトハンザの機材が見えます。LHの新塗装への切り替えスピードはかなり早いですね。ここに駐機していた機材もすでに新塗装に切り替わっていました。
フランスの国旗のライトアップがされたターミナルを見ながらパリ・シャルルドゴール空港を離陸します!
ANAビジネスクラス・機内食
エアボーン後、夜のフライトですので窓の外は暗くなっています。ビジネスクラスのキャビンの様子を1枚撮影。相変わらずブルーの美しいデザインと整然とした座席配列は自分の好みです!
例のごとくシャンパンからスタートします。
今回はシャンパンの盛り注ぎが甘く、「もうちょっと入れて下さい」、「もうちょっと入れて下さい」と2回も声がけしてようやくこの分量を確保。日系のエアラインはシャンパンすら出し惜しみする傾向があるので要注意ですw
アミューズとともに美味しくいただきました。
この後の食事は洋食を選択しました。お酒が進みそうな冷菜にコーンスープです。甘口で美味しいスープですよ!
白ワインはボルドーを選びました。残念ながら自分には少々強すぎる感じで美味しくなかったです。
パリ発の便ですのでパンも美味しいです。小型のかわいいサイズに作らればばゲットが美味でした。
メインはビーフにしました。煮込み料理なので乾燥する機内で食べてもパサつかず、とても美味しくいただけました。
ワインはスペイン産と、
ボルドー産の2種類をテイスティングさせてもらいましたが、
意外や意外、スペイン産の方がスパイシーで美味しく感じました。食後のフロマージュとともにワインを楽しみました。
一緒にワゴンサービスでデザートも回ってきたので、
こんな感じでいただきました。
今回は大した酒量でもないのに結構酔いが回ってしまい、デザートを食べている途中で寝落ちてしまいました。意識が戻ったところでベッドをフルフラットにして寝ましたが、酔っ払っていて若干苦しかったですw
気づけば窓の外は明るくなっています。
シップはユーラシア大陸を抜けて日本海上空を飛行中。日本はもう直ぐです!
CAさんに食事を勧められましたが、二日酔いで全然食べれる気分ではなくハーゲンダッツとコーヒーだけで済ませました。ハーゲンダッツを食べるのも苦しかったくらいです。
東京湾上空を飛行しまして、
パリ・シャルルドゴール国際空港から11時間のフライトにより無事羽田国際空港に到着。降り際に改めて機材の撮影をしました。
ANAのコーポレートカラーであるブルーとよく調和していて、なかなかカッコイイデザインですね!
Bottom Line
今回担当してくれたのはハナさんというスペイン人でパリベースのCAさん。日本語も喋れます。パリ線だけに乗務しているようで以前はパリに住んでいたのだけど、パリの天気があまりにも悪いので地元のマドリードに引っ越して、乗務の時だけエールフランスでパリまで通勤しているのだとか。花の都パリに住みたくないだなんてなんという贅沢を、と思うのは私が田舎者の証拠なのでしょうねw
今回は珍しく食事の取材が不完全燃焼となった搭乗でしたが、体調第一ですので無理をせずにやっていきたいと思います。