利用基準の厳しさから、マイラーなら誰もが憧れるフランクフルトのLHファーストクラスターミナルのレポートです。今回は羽田に帰る前に利用しました。
チェックイン
今回は大きめの荷物を持っていて、それを持ってファーストクラスターミナルに行くのは嫌だったので、第1ターミナルでチェックインを済ませてからファーストクラスターミナルへ向いました。
ルフトハンザドイツ航空ファーストクラスチェックインカウンターは、第1ターミナルの一番右側にあります。ちなみにエコノミー利用時でもスターアライアンスGOLDステータスがあればこちらのカウンターが利用できます。
ファーストクラスターミナルへ移動
ファーストクラスターミナルは、メインターミナルとは建物が異なり、ファーストクラス専用のターミナルとなっていますので、ターミナル移動をしなければなりません。メインターミナルの到着フロアに降りて、左手に2~3分徒歩で移動します。この日は小雨が降っていたので大変でした…
すると専用ターミナルが見えてきました。Lufthansa First Classという文字が輝いています♪
通常は車やタクシーでターミナル玄関へ横付けされるのがファーストクラスターミナル利用者のあるべき姿?なのでしょうが、電車で空港に来た私はグラウンドレベルになる裏口からの入場になります…(苦笑)
エレベーターで上の階に上がると、チェックインカウンターがあります。今回は第1ターミナルでチェックインを済ませてあるので、カウンターには寄らずにそのままセキュリティを通過しました。それでも担当のアテンドさんが付いて、一緒にラウンジ内まで来てくれました。
ラウンジに入ると、担当のアテンドさんから「こちらのラウンジは初めてですか?」と聞かれましたが、「何度か利用したこと有りますよ」と答えると、「じゃあ案内は不要ですね、お時間になったらお迎えにあがります♪」といってお別れとなりました。初めての利用時はラウンジ内の施設について色々と案内をして頂けますよ。
ラウンジ内の様子
ラウンジ内はブラウン・ブラックの革張りソファーを中心に重厚感ある落ち着いた雰囲気になっています。
リラックシングチェアーもあります。
シャワー室
ラウンジ内にはシャワー室も完備しています。
浴槽付きのお部屋をアサインしてもらいました。
ファーストクラスロゴ入りのルフトハンザダッグが仲良くお迎えしてくれました(笑)
アメニティはETAOというブランドのもので、なかなか香りがよかったです。結構いいアメニティのようですね。
こんな感じでゆっくりと寛がせて頂きました。
尚、シャワーは別途室内に設置されています。
トイレもありました。
仮眠室
ラウンジ内には3室ほど仮眠室が用意されています。しかし、このラウンジは本来フランクフルト発の乗客のために用意されているので、ここを利用する人はありまりいないでしょう。乗り継ぎの場合は、一旦到着エリアに出て自分で移動してこないとここまで来れませんから、そんなことしてここまで来るのは飛行機好きな乗客くらいかな?。第1ターミナル内にあるファーストクラスラウンジでも充分レベル高いですから。
バー
ラウンジ内のバーです。これがなかなかお洒落な雰囲気です。ドイツビールをはじめシャンパンや赤白のワインが数種類ずつ、それに沢山の種類のアルコールが並びます。
せっかくドイツに来たのでドイツビールを頂くことにしました。セネターラウンジにあるフランチスカナーはここには置いてないので、似たようなヴァイスビールをお願い、と注文しました。
やっぱりドイツビールは堪りませんね~♪
続いてはお楽しみのシャンパン♪このラウンジでは常時3種類以上の銘柄が提供されています。今回は5種類用意されていましたが、目ぼしい物を3種チョイスして味見させて貰いました。飲み比べが出来るのはいいですね。贅沢~~~!
ダイニングエリア
さて、続いてはダイニングエリアのご紹介です。このラウンジではビュッフェ形式の食事に加えて、オーダー型のメニューが用意されていて、まさにレストランのようなスタイルになっています。
まずはビュッフェ形式のメニューのご紹介から。こちらはイタリア・パルマ産の生ハム。ジューシーさが堪らない一品です。シャンパンとの相性も抜群です。
こちらはスペイン産の生ハム。これも絶品でした。
シーフードのマリネが並びます。どれもお酒のアテに最高の品ばかりでした。
チーズやアスパラも。春になるとこれがホワイトアスパラになるのだそう。一度本場の味を食べてみたいです。。
温かい食事も数種類。これだけでも充分レベル高いです。
イタリア産のチーズも。
そしてスイーツも沢山並んでいます。
この後ファーストクラスの搭乗なので控えめにしなければいけませんが、、、
どれもあまりにも美味しいものだから、調子に乗っておかわりまでしてしまいました。。
シャンパンが進む進む(笑)
そしてメインは、ビーフステーキ♪
お見事な焼き加減!!
柔らかくジューシーなお肉でしたので、ぺろりと平らげてしまいました。
極めつけはスイーツを。左のムースはビュッフェ形式のメニューですが、右のアイスクリームはオーダーで作ってもらいました。アイスクリームだけじゃなくて、いちごまで乗ってくるところが、さすがファーストクラスラウンジです。
食事の後は席を移動し、マンゴースムージを頂いて搭乗までの時間を過ごしていました。真冬の欧州でマンゴーの生搾りが飲めるなんて贅沢です♪
搭乗時間になると専任のアテンドさんがお迎えに来てくれまして、専用車でシップサイドまで送迎してくれますよ。今日はベンツでした。至れり尽くせりのサービスですね。
Bottom Line
このラウンジはマイラーであれば誰もが憧れるラウンジだと思います。欧州の巨大ハブ空港にありながら、一般ターミナルの喧騒とは完全隔絶されたプライベート空間。専任アテンドさんがついて旅をエスコートしてくれる快適さは、まるで欧州のエグゼクティブになったような気分です。ここは他のラウンジと違ってそうそう簡単には入室できませんが、だからこそプラチナチケットを握りしめてここを利用する時の満足感はひとしおですよ!!
このラウンジの入室基準
・ルフトハンザドイツ航空またはスイス航空ファーストクラスで出発する乗客
・Miles&MoreのHon Circle会員※
※Hon Circleとは2年間で60万ティアポイントを達成して得られるLHの最上位ティア。Fクラスで300%、Cクラスで200%のティアポイント積算であるものの、それでも2年で60万ティアポイントは夢のまた夢の領域です…
この時のチケット情報
AMC特典航空券を利用。詳細はこちらをご参照下さい。
いつもながら、完璧なレポートありがとうございます。
そうそう、この時は偶然FRAでニアミスでしたね(笑)。
自分はFTLに着くとすぐにシャンパン頼んで、風呂に入って、デスク付の個室で寛いでいます。
しかし、オーダーでステーキやデザートを注文できるとは知りませんでしたので、次回必ず試してみたいと思います。
また、アメニティのエトロは高級ブランドでして、香りが少々きついですが、某所で売却できそうな気も(爆)。
更に、FTLに設置してある免税店は品ぞろえは微妙なのですが、ディスカウントの交渉にも乗ってくれましたし、割引率も高いので、お勧めです。
◆疾風さん
いつもながらのクイックレスポンスありがとうございます(笑)
この時は本当にちょっとの差でお会いできず残念でした。是非ラウンジオフで一緒にシャンパンを飲みたかったですが。
ここもオーダーメニューは時間帯によってメニューが変わりますね。私が利用したのは昼食の時間帯でしたが、朝の便だとステーキは食べられなかった記憶があります。
免税店で割引交渉とはわすが疾風さんですね…(笑)
こちらでは初コメントとなります。
仰るように、FRAのFターミナルはマイラーにとって一つの到達点ですね。
素晴らしいレポートありがとうございます。
モチベーションがわきます。
さて、全く話は変わるのですが、お風呂のルフトハンザダックはもらえるのでしょうか。
ラバーダックは少しづつですが買い集めておりまして、『なんと貴重な!?』とテンションが上がってしまいました。
◆かっちゃんさん
コメントありがとうございます!
マイルにそこまで詳しくない頃は、ここは一生縁のない場所だと思っていました。それだけ憧れが強かったんですよね。
さて、このルフトハンザダッグはもちろん貰えますよ。私は1匹追加して2匹もらってきました(笑)