Advantageの改悪を前に、エティハド航空とカタール航空のA380ファーストクラスを体験してきました。この時のチケットはこちらとこちらを組み合わせています。今回はいよいよロンドン=アブダビ線でエティハド航空のA380に搭乗です。
ファーストアパートメント搭乗を祝福して乾杯!
ロンドン・ヒースロー空港を離陸したシップは、アラブ首長国連邦の首都アブダビを目指して飛行を開始します。機長からのアナウンスよればアブダビまでの飛行時間は6時間10分。ちょうど東京からシンガポールにフライトするくらいの感覚です。
ベルトサインが消えた後は早速お楽しみのシャンパンを頂きます。ボトルが複数ある時は贅沢に飲み比べをするのがファーストクラスの楽しみ方です♪
この日は、
ボランジェと
デュヴァル ルロワのロゼ。
正直ファーストクラスのシャンパンとしては少々物足りませんが、贅沢に両方を注いで頂き、優雅な時間を楽しみましょう。
こんな感じで優雅な写真を撮りました。エンジンを絡めて撮影できるのも窓側席の魅力ですね!おつまみはナッツ、オリーブや野菜のチップスなど色とりどりで美しいものでした。
さて、そうこうしているうちに日が傾き始めました。
シップはドイツの上空を飛行しており、アブダビへ向けて飛行を続けています。
アラビアンナイトのディナーが始まります!
いよいよ辺りも暗くなり、アラビアンナイトのディナーが始まりました。シャンパンを続けながらアミューズが配られます。
メニューには乗っていない品ということで、何だったかは忘れましたが、美味しかったことだけは間違いありません。
ブレッドです。定番のガーリックトーストを頂きました。
スープ
コースのスタートはスープからでした。スープも2種類のメニューが用意されていましたが、今回はジンジャーのスープを選びました。これは見た目もお味も素晴らしく、大満足の1品でした。
前菜
前菜はエビのマリネです。
アップで見るとその美しさがお分かりいただけるでしょうか。エティハドのケータリングも非常にレベルが高いですね!
これも贅沢な1品でございました。シャンパンが進む進む!
ここで休憩のシャーベットが配られました。味はグレープフルーツ味です。食事の途中でシャーベットが出てきたのは初めての経験でした。
メインコースはビーフテンダーロインを選択
そして次はメインです。エティハドのメニューは選択肢がとてもたくさんあって、テンダーロイン、リブアイ、ラム、チキン、ビリヤーニなどなど10品近くの選択肢がありました。
今回はビーフテンダーロインを選択しました。
付け合せも色々選べるようですが、おまかせでお願いしました。
焼き加減はミディアムレアでオーダー。オーダー通りしっかりと赤みの残るいい焼き加減で提供されました。柔らかくてジューシーでぺろりと完食してしまいました。
お肉に合わせて赤ワインを頂きました。
デザート
デザートは軽めにミニデザートを頂きました。小さなスイーツが3種提供されました。紅茶と共に頂きました。お腹と相談して残念ながらチーズはパスしました…
食事が終わった後は折角ですので快適なベッドに横たわることにします。自分だけのプライベート空間、ゆっくりと眠らせて頂きました。
あまりに快適だったので目が覚めた時にはシップはもうアラビア半島まで来ていました。
窓の外にはバーレーン?や、
ドーハ?らしき街並みが見えました。
最後にマンゴージュースを頂きました。
目的地のアブダビはまもなくです。
最後にアブダビのFAST TRACKカードを貰って、
シップはアブダビ国際空港に着陸しました。さすがのアブダビ、新しい空港ターミナルを建設しているようでした。
広大な敷地を永遠と滑走して、漸くスポットインします。
まさかのA380で沖止めのように見えましたが、
一番端っこのゲートだったようで、普通にPBBからの降機となりました。
というわけで、これにて憧れだったエティハド航空A380ファーストクラスのフライトは幕を閉じたのでした。この日はアブダビ市内に宿泊します。
Bottom Line
エティハド航空A380ファーストクラス、初めての搭乗でした。機材面では、EKやSQを圧倒的に上回る広さで、シートというよりは「部屋」といった方がいいかような最高のプロダクトでした。一方でシャワー室については期待していたほどでもなく、この点はエミレーツに軍配があがりました。サービス面では、食事の品質が高く、他社との比較は難しかったです。ただシャンパンの銘柄はドンペリやKRUGが提供される他社と比較するとファーストクラスとしては少々物足りないかなというのが正直な感想でした。
とはいえ、全体的には本当に夢の様な世界。残念ながら日本路線にはA380が就航することはないでしょうが、もし機会があればまた搭乗してみたいですね♪