パリから東京に帰るフライトの搭乗記です。現在ではパリ線からファーストクラスはなくなってしまいましたが、昨年はまだファーストが残っている時代でした。
チェックイン
パリ/シャルル・ド・ゴール国際空港にやってきました。ANAを始めとするスターアライアンス各社は第1ターミナルからの発着となります。やや古い雰囲気の漂うターミナルです。
ガラガラのファーストクラスカウンターからチェックインさせて頂き、制限エリアへ向いました。
搭乗
搭乗ゲートにやってくると、駐機していたのはスターアライアンス塗装のB777-300ERでした。なんとこの旅では往復とも同じ機材にあたったようです(笑)
搭乗はファーストクラスの乗客とダイヤモンド会員が最優先で、ビジネスクラス、スタアラゴールドメンバーと続きます。
今回はファーストクラス利用のため、ありがたく最優先で機内へと案内して頂けました。これから成田空港へ向かいます。
シート
ファーストクラスのシートは機内最前方に8席あります。この日はほぼ満席だった記憶があります。
ファーストクラスのシートに座った時の眺めです。ANAのビジネスクラスのシートは素晴らしいプロダクトではありますが、ファーストクラスは一線を画す存在ですね!
シートコントローラーは画面タッチ式です。
身の回りの収納も充実したシートだと思います。
ヘッドフォンはソニー製でした。
アメニティはサムソナイトです。人気の高いRIMOWAに戻してほしいなあ。。
ウェルカムドリンク
搭乗後すぐにウェルカムドリンクが配られました。オレンジジュースかシャンパンがあらかじめ注がれていて、どちらかを選ぶ形式でした。トレーには蘭の花が添えられ、これぞファーストクラス!という雰囲気です。
ただし、ウェルカムドリンクで提供されるシャンパンはKRUGではなく、ビジネスクラスで提供されているシャンパンになりますので、ここはしばし我慢してオレンジジュースを頂くことにします。
出発準備が整い、安全ビデオが流れます。制服の刷新とともに新しくなったビデオ。当時は新鮮でした。
ドリンクサービス
上空に上がってベルトサインが消えると、ドリンクサービスが始まりました。この時は喉が渇いていたようで、いきなりペットボトルのお水をもらいました。
そしてアルコールはお馴染みKRUGからスタート!ゴールドラベルの輝きが美しく上品で、Fクラスにふさわしいシャンパンですね!
上空でもフルートグラスで楽しめるのが嬉しいです。
黄金色の液体と豊かな泡立ち、そして美しい青空。飛行機好きにとっては空の上で楽しむシャンパンが何よりの贅沢です!
ドリンクと一緒に提供されるのがアミューズ。ANAのファーストクラスのアミューズは味も見た目もとても◎で、シャンパンが進みます。特にこのチーズスティックは定番で毎回提供されますが、自宅にも常備したいおつまみです。(残念ながら販売はしていません)
この時はもう1種類のシャンパンが積まれていましたので試しに頂いてみました。
KRUGと飲み比べてしまうと、いかにKRUGが美味しいかよく分かります笑
前菜
それではコース料理のスタートです。美食の国フランス発の便ですので、機内食には期待したいです。
葉っぱに隠れてしまっていますが、キャビアが乗った前菜です。
パンはフランスで焼かれたものなのでハイクオリティ!温められた状態で提供されます。
サラダ
旅行中の野菜不足を補うため、グリーンサラダをオーダーしました。まあ特筆することはありません。
メインコース
そしてメインコースに続きます。今回は白身魚のメインをオーダーしました。お腹の空き具合がイマイチな時や、これといって注文したいメニューがないときは、白身魚のメインが無難な選択です。白身魚でハズレることは滅多にないように思います。
アップで。そこそこボリュームもあって、お魚もジューシー、楽々完食できました。
ワインはお魚に合わせて白ワインにチェンジしたようです、シャブリのプレミエ・クリュ。
デザート
最後はデザート。Fクラスのフルコースミールはかなりのボリュームになるので、デザートはあまり重くないもので締めたいもの。今回はアイスクリームをお願いしました。アールグレーティーとともに頂きました。
そして最後は贅沢にチーズのプレートを頂きました。映画を見ながらチーズと赤ワインをチビチビ楽しむのがたまらない贅沢です。
ちなみにこの時飲んだワインは、コルトン・グランクリュでした。
長くなるので次の記事に続きます。