AAdvantageの改悪を前に、エティハド航空とカタール航空のA380ファーストクラスを体験してきました。この時のチケットはこちらとこちらを組み合わせています。今回、搭乗クラスはファーストでしたが、ビジネスクラスも斬新なシートプロダクトですので、合わせてご紹介したいと思います。
ビジネスクラスシートマップ
さて、エティハド航空のA380に搭載されているビジネスクラスのシートは、スタッガードシートとなっています。エティハドは他の機材にもスタッガードシートを導入していますが、それとはまた違ったタイプのシートです。下記がシートマップになります。
ポイントは、①ソロシートと2人並びの席がどちらもある ②前向きのシートと後ろ向きのシートがある ことでしょうか。①はメリットですが、②には抵抗感があるかもしれません。
キャビン
では、実際のキャビンを見てみましょう。下の写真は機体前方からキャビンを写した写真です。
ご覧のように窓側のソロシートと中央2席の並び席は前方を向くように配置されています。一方、通路側のソロシートと中央の並び席の外側のソロシートは後ろ向きに配置されています。したがって一人の場合には窓側、同行者がいる場合には中央席が好まれるのではないでしょうか。
シート
こちらがシートです。まずは中央の並び席です。
サイドテーブルが少々小さいのが気になりますね。
同じシートをより広角で撮ってみました。黒色のサイドテーブルが座席の斜め前にあるのが確認できますね。
そしてこちらは中央並び席の両サイド後ろ向きの座席です。こちらは隣との距離が離れております。
こうして見ると、互い違いになっているのは足元のみで座席部分は互い違いではないので、シートアブレストは1-2-1と言えると思います。
フルフラットポジション
言うまでもありませんが、シートはフルフラットになるタイプです。
後方から見たフルフラットポジションのシート様子です。
足元にかけてやや座席幅が狭くなっていくのがお分かりいただけるでしょうか。ANAやエミレーツの方が足元は広そうに見えます。
そして1枚だけですが、窓側のソロシートの様子です。
サイドに物入れがあるのが特長でしょうか。あまり大きな荷物は入らないと重いますが…
機内ラウンジ
次は機内のラウンジのご紹介です。ラウンジはファーストクラスとビジネスクラスの間にあります。もちろん注文すれば飲み物は出てくるのでしょうが、エミレーツやカタールのように特別バーがあるとかそういう空間ではありませんでした。
エコノミークラス
最後にエコノミークラスを少しだけご紹介します。エコノミークラスはメインデッキ全域に広がっています。超大型機のメインデッキですので、3-4-3配列でも座席配列には余裕が感じられます。
シートは真新しくて快適そうに見えます。大きな個人用モニター、しっかりしたヘッドレストも一般的なエコノミークラスの座席と比べれば幾分快適そうですね。
ギャレーも高級感あるインテリアでした。
Bottom Line
ファーストクラスのみならず、ビジネス、エコノミーも最新鋭のシートとなっており、さすがのA380です。ビジネスのシートは色合いやインテリアにとても高級感の感じられるシートです。スタッガードタイプと呼ばれるシートでフルフラットになるのですが、後ろ向きの座席がある点、好みの別れるところかもしれません。