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〜年3回ファーストクラスで海外旅行するためのマイル活用術〜

エミレーツ航空 ファーストクラス

エミレーツ航空(EK)新型ファーストクラス搭乗記 B777-300ER|ドバイ→羽田 EK312 Apr2019

投稿日:

いよいよ念願のエミレーツ航空B777-300ER新型ファーストクラスの搭乗記です!今回搭乗する羽田行きEK312便は朝8時発。早朝にドバイ市内のホテルを出発して空港にやってきました。

朝が早いので残念ながらファーストクラスラウンジに滞在できた時間はわずかでしたが慌ただしい感じでゲートまでやってきました。

ゲートは従来の第3ターミナルの最果ての沖止めゲートのB1番でした。

なんとゲート業務はEKの係員に加えてJALの制服を着た!現地スタッフ(日本人ではない)が1名いました。コードシェア運行をしているとはいえ、自社便が就航していない都市のゲート業務をJALの係員がやっているのを見たことがなかったのでこれには衝撃を受けました。

今回は沖止めゲートでしたがバス搭乗時にボーディングパスを見せると、ファースト専用のバスが来るからちょっと待ってて下さい、と。

しばらくして案内されたのが、こちら。FirstマークがあるFクラス客専用のバスです。Cと共用ではありません。F専用です。

沖止めゲートへ向かうバスといえばギュウギュウに詰め込まれるイメージがありますがファーストクラス専用バスは優雅な座席が並んでいます!

この贅沢なバスに3人だけのファースト客を乗せてバスは沖止めゲートへと進みます。普段は面倒なバス搭乗ですが、今回に限っては格別でした!!広大な空港を走ってシップサイドに辿り着くまでだけで記事が1つ書けてしまいそうな程、爽快な眺めが続きます。

グラウンドレベルから眺めるEKの尾翼は最高です!!こちらはB777が駐機するコンコースの眺めです。

A380専用コンコースにはずらりと380が並びます。シャッターを切る手が止まりません(笑)

どこまでも果てしなく並ぶA380とB777の大群が連なる幻想的な光景は、EKファンなら興奮が収まらないところでしょう!!

 

そんな中、CXの機体を発見!このEK機が大挙して並ぶドバイにおいても色褪せることなく輝いているように見えるのはさすがCXです(笑)

バスはいよいよ本日の搭乗機のシップサイドまでやってまいりました。

F専用のバスで来たので、他のお客さんの写り込みを気にすることなく思う存分に撮影できます!ただしドバイでは撮影していると注意されることもあるので、目立たなたいカメラで慎重に撮影します。

もう一組のファート客と一緒に新型スイートを搭載したB777-300ERに搭乗しますよ!金ぴかのEmiratesの文字がたまりません!!

↑なんともセレブ感漂うご夫婦w

ちなみにこのご主人はドバイベースのインド人で、毎日flight Raderで羽田線の機材繰りを調べていたというほどの飛行機ヲタク。

自分の隣に座っていらしたので、色々とお話しさせて頂きましたが、EK*GoldメンバーでSkywards保有マイルは70万マイル以上という超が付くほどの実力者。この日はCからのアップグレードで乗っているようで、当日の朝空港でリクエストがコンファームしたと教えてくれました。

大いに意気投合したのでお互い機内の撮影をするときは協力なんかもしてました(相手の部屋に入らないと自分の部屋がワイドに撮影できません)

大好きなEK機を間近に見ながらの塔乗は最高です!

 

エミレーツ航空 B777-300ER 新型ファーストクラス・シート

機内に入るとCAさんのアテンドを受けましていよいよファーストクラスのキャビンへと足を踏み入れます。

 

 

 

 

心配はしていませんでしたが、無事新型シートでした!!綺麗〜!!

就航以来、憧れ続けてきた新型シートをいよいよ体験するときが来ました!こちらが自分の部屋ですが、とにかく個室感が強すぎて撮影には苦労します。この写真はお隣のお部屋に入れてもらってお隣から自席を写したものです↓

小窓から室内にカメラを向けるとこんな感じです↓

ちょっと遠ざかるとこんな感じです。(別席1Eを撮影)

中央席を見ていただくのが一番わかりやすいですが、ご覧のように扉が床から天井までが覆っており、上のスペースまで含めて完全個室になっているのはエティハドのレジデンスを除いては業界初のプロダクトとなります。

一応、CAさんにドアを閉めた場合の非常時の脱出手順について尋ねたところ、手動でドアを開閉できるとのことでした。が、もしも機体が変形もしくは大きく損傷するような着陸の場合にはドアが開かないことも考えられますので、その点はしっかり頭に入れておく必要があります。

フルフラット時はシートが壁側にスライドしていく仕様になっています。↓

それによってシートと扉の間に空間が生まれるので、その空間を利用して個室の中で着替えができるとCAさんが教えてくれました。トイレで着替える必要がないのも完全個室になるシートのメリットですね!

お隣さんが完全個室にしている時の様子です。天井までエンクローズ状態なのでこの中で何をやっているかさっぱり分からないですね。このシートは食事が終わると完全個室にしてずっと扉を閉めっ放しにして着陸までずっとそのままの客が多く、サービスも楽だとCAさんが言っていました(笑)

 

改めましてフルフラット状態のシートです。

後方の壁のデザイン等含めて非常に凝った作りになっており、既存の飛行機の内装を大きく上回るクオリティとなっています。

横から見たフルフラット状態の室内です。この写真を見て、ここが飛行機の中だと誰が分かるでしょうか!今までのシートを凌駕する空間に仕上がっていると思います!

↑ちなみにシートは180度よりもやや斜めになっていますが、巡航状態の飛行機の航行角度を考慮しての設計になっていると思います。

着席時の室内の様子です。前方には大型のモニターがあります。

 

↓シートの背後に回って室内を撮影してみました。かなり無理な体勢での撮影です(笑)

足元は広々でしています。

左下にはスーツケースの収納スペースがあります。

リモワのスーツケースを収納しようとしましたが、大きさが合わず蓋が完全には閉まりませんでした。このシートにはオーバーヘッドビンがありませんので、ここに入らない荷物は適当にテーブルの下に置いておいてくださいという感じでした。A380にあるようにスーツケース用のシートベルトもありません。かなり緩い感じですw

機内は私、インド人夫婦(夫はヲタ)、欧米人男性、日本人男性の計5名が搭乗していました。私とインド人男性が興奮して写真を撮りまくっている中、せっかちな日本人CAがウェルカムドリンクを持ってきました。この日はドンペリのロゼは積んでいないようで、普通のドンペリがサーブされました。

EKのファーストクラスといえば、長らくドンペリが使われていますね。グラスもおしゃれなデザインに変わって Goodです!

続いてアラビックコーヒーのサービスが。アラブ圏ではアラビックコーヒーが最高のおもてなしなのだそうです。

おきまりのデーツです。昔は1種類だけでしたが、しばらく乗らないうちにアーモンドが挟まったものとか、幾つかの種類が提供されるようになりました。

さて、窓の外を眺めるとA380が並んでいる「絶景」が見られました!沖止めスポットだけで4機ものA380が並んでいるなんてスケールが違いすぎます。

アップで。

A380かわいぃ〜〜

A380の隣の島には77Wの群れが駐機していました。

シートの取材はまだまだ続きます。各席には専用のコートかけがあり、扉には機内誌やヘッドフォンの収納スペースもありました。

サイドにはリモートコントロール用のタブレットがあり、着脱可能となっています。

こんな感じでメインのモニターでは映画を楽しみながら、サイドのモニターではフライトマップを眺めるといったことも可能です。

前方の側面にはコンセントとUSBポートがあります。加えて双眼鏡が用意されていました。これは何に使うのか聞いたところただの双眼鏡なのだそうです(笑)

シートの肘掛け部分にはシートリクライニングの簡易調整用ボタンが用意されていました。フルフラットやアップライト、食事ポジション程度の単純操作はこちらのボタンを使うと楽です。

シート前方には個室にするための小窓があります。

これを閉めるとこんな感じです。

シート前方の左右にはミニバーがあります。ソフトドリンクに加えて数種類のスナック類も置いてありました。

冷蔵機能がないって言われますが、そもそも飛行機にはギャレーにも冷蔵室はないですよね?確かドライアイスで冷やしていたような。冷やしたければドライアイス入れて対応もできるんじゃないでしょうか。

次はアメニティのご紹介です。とにかくEKのFに乗るとアメニティが大量に配られますので大きめのスーツケースが必須になります(笑)

パジャマ、スリッパとブルガリのアメニティポーチです。

加えてBYREDOの化粧品とノートとボールペンの入ったライティングキット(どちらもEKロゴ入り)が用意されています。

ちなみにこれだけのアメニティが配られますが買い物袋みたいなEKロゴ入りのバッグは貰えません。CAさんにお願いしたのですが、あれはA380でしか配られないようです。

さて、これまでもSQやEYなど幾つかのA380に乗ってきました。それらのシートはいずれもシートというよりも部屋であることを謳っていていましたが、そうは言っても部屋っぽい椅子だった訳です。しかしEKの新型シートはそれらを上回る機能を搭載し、本当に椅子を部屋に変えてしまいました。

まずは照明。なんと自分の部屋の照明の色や明るさを自由自在に自分で調整できるのです!こんな感じでサイドになる専用のコントローラーで調整します。下の写真はEKのコーポレートカラーである赤色にしてみたところ。

同じく緑色に変更してみました。

これだと少しわかりにくいので、夜間飛行時に色を変えてみます。まずはブルー。暗い機内にブルーの照明を入れることで、室内は暗いままに少し宇宙船っぽい感じの雰囲気を演出できます。

今度はオレンジ色に変えてみます。このようにすると日中帯のフライトで起きている時にはいい感じの色合いです。写真の左側路よくご覧いただきたいのですが、部屋の外の廊下部分は暗くなっていて星空照明になっています。

このように通常はCAがコントロールする機内照明からは独立して自分の気分や機内での過ごし方に応じて自由に照明を調整できるようになっています。これぞ個室と呼ぶに相応しい機能だと思います。

ちなみに窓側席と中央席では微妙に空間の広さが違います。下の写真は隣に座っているインド人の男性に撮影させてもらったのですが、中央席の方が天井のライトの数が多くなっています。

飛行機の胴体が丸いから中央の方が広い、ということがよく分かるかと思います。

さらに室内の温度も自由に調整できるというから驚きです。ファーストビジネスに乗っていてマットレスやブランケットを掛けて寝ていると暑いと感じることが多いかと思いますが、温度を低めに設定しておくことで個人的には快適になるかなと思います。

その他にもフライト情報などが表示できる機能が付いていました。

 

出発準備が整うとスクリーンではSafety instructionビデオが流れます。A380ではあまりセンスの良くない新しいビデオに変わってしまいましたが、B777は昔からのビデオが使われていました。個人的にはこの音楽とかがEKに乗ってるんだ!!って感じで気分を高めてくれるので好きなんですよね!!

EKファンならアラビア語バージョンの冒頭部分くらいは暗唱しておきたいところですw

ノラヒブビカ〜ラダ、イラティタエラル、イマラ〜ツ、エアバスイセレスミアウィセブンウィー。アラジャレンティ バハビヤイナーヤリア、ハルディイシュラ、アティサラ〜マ♪

↑発音がすごく難しいですが、アラビア語ができるクルーの前で喋るとビックリされますよ(笑)

ドバイ国際空港を後にし、羽田に向けて出発です。普通の旅行者だったら復路のフライトになった時点でほとんど旅行が終わってますが、私の場合にはここから旅行が始まります!!w

離陸後、Rサイドに座っていたのでドバイ中心地とは反対側の眺めになってしまいましたが、UAEの高層ビル群が見られました。

一方Lサイドはドバイの摩天楼が見えたようです。ご存知の通りこの窓は物理窓ではなくて、カメラで撮った景色が映し出されるバーチャル窓になっています。物理窓よりも外の眺めがクリアでよく見えたので驚きました。これなら中央席も全然悪くないなと思いました。

シップはドバイを離れた後、アラビア湾に沿って進み、アラビア半島を抜けたところあたりで機内サービスが始まりました。カナッペとシャンパンをいただきます。

エミレーツ航空新型ファーストクラス・機内食

エミレーツとの再会と新型シート搭乗の悦びをたたえてドンペリで大空に乾杯しました。

EKのこのグラスの形、美しくて好きです。ここにEKのロゴが入っていたらもっと素晴らしいんですけど!w

さて、それではEK自慢のファーストクラスの機内食です。ファーストクラスといえばまずはキャビア。ド定番のメニューですが、これは外せません。

そこそこの分量が配給されました。さすがEK太っ腹です。

ブレッドはデフォルトでバスケットごと提供されるのがEK流です。これだけでもすごいボリュームです。特徴的なのがこのパン。ガーリックパンのようなものが内部に入っていました。

ドレッシングとオリーブオイルに塩こしょう、オリーブオイルに少量の塩を浮かべてパンにつけて食べるのもいいですよ。

続いてはサーモンの前菜をいただきました。それに合わせて白ワインをお願いします。選んだのはフランス産のこちらのワインです。

市場価格はこちらをご参照。さすがはEK!というレベルのものを積んでいます!

 

しかし、一口テイスティングしてみると、どうも辛い感じで自分の口には合わず、正直飲めそうにはありませんでした。やっぱりボルドーは赤に限るなあと思った次第。あんまりそういう経験がないのでそういう時にどうすればいいのかよく分からず、「ああもうこの位の量で結構です」と伝えたところ、

「お口に合いませんでしたか?よろしければオーストラリアのシャルドネをお持ちしましょうか」とのフォローが入りました。こちらは甘口で飲みやすいワインでした。

EKのファーストクラスのワインリストは上の方に書いてあるものはファーストクラス専用のワインですが、下の方に書いてあるものはビジネスでも提供されているものなので、せっかくならばファーストクラス専用のものをオーダーしたいですね。ちなみに上記2本は両方ともファーストクラス専用のボトルです。

続いてスープ。

メインに行くところで赤ワインにチェンジです。やはりボルドーがいいということでこちらをお願いしました。5級シャトーのポンテ・カネ。

 

 

こちらもファーストクラスにふさわしいお値段のワイン。さすがEKです!!

ところで最近EKのクルーに提供される税関のルールが変わったらしく、クルーは業務渡航先から酒を持ってドバイに帰ってこれなくなったそうです。お酒好きのCAさんは残念がってました。

そんな世間話をしているとメインディッシュが運ばれてきました。ビーフです。

残念ながら一部カピカピになっている部分がありましたが、それ以外はおいしくいただけました。

 

デザートはフランス産のデザートワインとともにいただきます。

 

デザートはチョコレートケーキです。ワインとともに頂くのは贅沢です♪

食後はトイレへ。内部はファーストクラスのキャビンの色と調和のとれた茶色っぽい色合いで装飾されていました。

ハンドタオルも分厚いものが用意されています。

アメニティにブルガリの香水がありました。

VOYAのハンドクリームもありました。A380のシャワー室のシャンプー等に使用されているブランドです。

席に戻るときにスリランカ人のチーフパーサーとしばし雑談。この日はF5、C20、Y1-2割の搭乗率。クラスが上がるにつ入れて搭乗率が高いという面白い状態です。またSkywards GOLDが5人、プラチナは0人だそうです。ゴールド(5万マイルティア)はどのフライトにもたくさんいるけれどもプラチナ(15万マイルティア)かなり少ないよとのことです。ん~、プラチナ修行したい!!w

Yのキャビンは、ほとんどの列がエコフラットになれるほど閑古鳥が鳴いていて、路線存続が危ぶまれるのではないかというレベルでした。

 

自席に戻るとお願いしていたベッドメイクが完了していました。マットレスは座席後部の上の棚に収納されていました。

これがベッドメイク状態の様子です。羽田便は大部分が日中時間帯の飛行ですので周囲は明るくて撮影が容易なのがメリットです←そこかよ。

それでは部屋の扉を閉めてしばらく休むことにしましょう。ご覧のように天井まで完全に扉で覆われて完全個室になっているのがお分かり頂けるとおもいます。

 

広々としたベッドで横になっているとフライトはあっという間に中国大陸を抜けるあたりまで来ていました。

起きがけにEKのロゴが浮かんだカプチーノを作ってもらいました。担当してくれた日本人乗務員さんはこのロゴ入りカプチーノ作りが大得意だと意気込んでいました。EKのビジネス以上に乗った時には是非試してみるといいですよ!

ロゴの右下部分が少し薄くなってしまい、あまり満足の出来栄えではなくてすみませんとのことでしたが、それでも綺麗にできていると思います。

日本列島に差し掛かるところで2回目の機内食を食べることにします。この日は1回目の機内食用の和食が余ったとのことでしたので、それを取っておいて貰い、着陸前にいただくことにしておりました。

ということで、和食のコースです。

飲み物は白ワインと冷たい緑茶です。EKは日本路線でもペットボトルに入った冷たい緑茶は提供していないので、CAさんがパックのお茶を入れて、それを氷で冷やす形で冷たいお茶を作ってくれました。通常のEKのGreen TeaはDilmahのパックなのですが、日本路線だけ山本山のお茶を提供しているとのことで、確かに外国で飲むような素っ気ない日本茶と違い、日本で飲むようなしっかりとした緑茶の味がしましたね。EKは意外にも細かい部分にも日本路線に対応したサービスを行っているんですね。

メインの魚

そして炊き込み御飯と味噌汁。

最後は和菓子とフルーツと温かい緑茶で終了です。

最後に隣に座っていたインド人のご夫婦の奥様にCAさんと機内で通話ができるぞと教えてもらい、離陸準備で忙しいなかでしたがちょっくら電話させてもらいましたw すごい機能ですね〜

シップは羽田空港に向けて最終の着陸態勢に入ります。

 

今日飛んできたルート↓ 南回りのルートでした。

着陸間際の機内の様子↓

そして飛行機ファンにありがたいのはなんとコックピットビュー?の映像が大型のモニターで楽しめること!!滑走路に向けて誘導灯が点滅している様子がはっきり見えました。

既存のA380では尾翼カメラからの映像が画面に映し出されることはありますが、やはりコックピットビューは迫力が違いますね!

着陸後の地上滑走中も正面の映像が常に確認できました。

ということで無事羽田空港国際線ターミナルにスポットイン。右手にはエールフランスとコリアンエアー機が駐機していました。

PBBが横付けされるまで左側の窓で様子を確認していました。念のためですが、上の映像はバーチャル窓に映し出せれている映像です。かなりクリアに映っているのがお分かりいただけるかと思います。

エミレーツ航空 B777-300ER 新型ファーストクラス・まとめ

あらゆる面で進化したエミレーツの新型シート。従来型のファーストクラスよりも格段に広くなりましたし、機能も多様化しました。ただしシャワー室や機内のバーカウンター(ラウンジ)はありません。A380と比べてどちらが良いかと言われると難しいところですが、シート単体では新型77W、総合的な機内空間という意味ではA380に軍配があがるかなと思います。

自分はファーストクラスのシートにこれ以上の進化は不要だと思っているので既存のA380でも十分に満足です。結局のところEKの場合には「どっちも良すぎる」というのが感想です。

またエティハドやシンガポールの新型ファーストと比べてどちらがいいかといえば、EK>SQ>EYという感じかな。あくまでも個人的な感想です。プロダクト的にこのシートはそのままA380には載せられないと思うのですが、今後EKのA380がレトロフィットされるのかも含め楽しみですね。

今回の旅を通じて改めてEKが自分に取ってもベストエアラインだと再認識させられました。EKプラチナもいつかは修行してみたい♪

この時のチケット情報はこちら↓

 

-エミレーツ航空, ファーストクラス

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