2015年4月の国際線基幹システムのアマデウスへの変更に伴い、WEBサイトの使い勝手も大幅に変わってしまったANAですが、6月25日より国際線特典航空券の空席照会カレンダーが復活したようです。
このカレンダーの起動方法ですが、まずはANAトップページの「ANAマイレージクラブ」タブから下記のオレンジのボタン「全機能を見る」をクリックします。
続いて、ANA国際線特典航空券のメニュー内にある「カレンダーから空席状況を確認」をクリックしましょう。
操作感は視覚的になり非常に分かりやすい!
カレンダーメニューを立ち上げたら、自分が検索したい地域を選択します。ご覧のように地図から地域を選択するようになり、とても視覚的で操作感が良くなりました。ここではアジア2地域(主に東南アジア線)を選択してみます。
続いて、利用クラスを選択します。今回はビジネスクラスを選択します。すると下記のようにカレンダーに空席状況が表示されました。
△マークは、 空席わずか または 空席待ち って、それではわからないのでは?
さて、ご覧のように空席状況が一目瞭然、と言いたいところですが、表示されている記号の意味をよく見て下さい。△マークは、空席わずか または 空席待ち を示しているとのこと。つまり、空いているのか空いていないのかは実際調べてみないと分からないということです。それは同じマークで表示するべきところなんでしょうか・・・?空いているならどうして○と表示できないのでしょうかね。
試しに上記のカレンダーで△と表示されている羽田→シンガポール線の空席状況を調べてみました。
①7月15日
→空席なし
②7月16日
→空席あり
と、このように同じ△マークでも日によって空席があったりなかったりするようです。
Bottom Line
今までのANAサイトは非常に優れていた分、4月以降の使い勝手は悪く感じていました。しかし今回、精度にやや難があるとは言え、機能が若干でも改善したことは嬉しい変化です。この他にも、システム移行直後は予約番号の昇順で並んでいた予約一覧も、出発日の昇順に並ぶように変更されるなど、小さなところでは日々変化しています。少しずつでもより使いやすいWEBサイトになって頂くことを期待したいですね。