【発券報告】AMC台北発券ビジネスクラス世界一周特典航空券

2015年4月以降、世界一周航空券のルールが改善したので発券してみました。

  (FFP)NH
（必要マイル数）200,000
（航空会社）TK/TK/AC/UA/NH/TG/TG/NH/NH/NH
（クラス）C
（ルート）TPE/×IST/GRU/×YYZ/×ORD/NRT/BKK/HND/HAN/HND//NRT/TPE
（機材）A340/B777/B777/A320/B777/A330/B747/B787/B787/B767
（諸費用）83,050円
（マイル単価）20円以上？

※　×印はその都市が24時間以内の乗り換えであることを示す

Routing

2015年4月以降、AMCのルール改定により必要マイル数がアップするなど改悪となった点が多い一方、世界一周特典の使い勝手は大幅に向上しました。今回はそのあたりをご紹介したいと思います。

 

今回の発券でお得だった点

１．新ルールでは同一都市でのストップオーバーが可能に

AMCのRTW新ルールによれば、S/Oは最大8回まで、日本国内4回までということになっています。旧ルールにはあった同一都市1回までという規定は削除されています。同一都市の複数回S /Oは、スターアライアンス有償RTW券でもできないことですので、これは大変お得だと思います。

新ルール

旧ルール

 

２．S/Oを上手く活用することで世界一周を複数回に分割

この航空券は、世界一周と言っても実質的には東京を拠点にした3.5回分の旅行に使うための航空券です。使い方としてはこんな感じです。

①ブラジル旅行（14.3万マイル）　⇒　一旦東京に戻る
②タイ旅行（6万マイル）　　　 　 ⇒　一旦東京に戻る
③ベトナム旅行（6万マイル）　 　 ⇒　一旦東京に戻る
④台北への片道のおまけ（2万マイル）←実際片道発券は不可だが便宜上4万÷2で計算

これからはバラバラに発券すると28.3万マイル必要になりますが、今回RTW券として発券することで20万マイルで発券できました。つまり差額8.3万マイルほどお得に発券できた計算になります。

一応、大前提として記載しておきますが、出発国に戻ってきたら旅程が終了してしまうというルールがあるので、このように日本に複数回S/Oしたい場合には、出発地が海外である必要があります。今回は台北をスタート地点としています。

 

Bottom Line

同一都市でのS/O条件の緩和は大幅なルール改善だと思います。大西洋を渡ることと年間を通じた計画を立てることが必要になりますが、その条件を満たせる人の場合、NH-RTW特典の使い勝手は非常に良くなったと感じました。

次回以降、この航空券を利用した搭乗記をUPしていきたいと思います。

 

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