モザンビーク発券の世界一周航空券のポジショニングのためマプトに飛ぶ航空券を手配しました。今回はアフリカの南部に位置するモザンビークが発券国ということでかなりハードルの高いポジショニングとなりました。
マプトへ就航する主要キャリアはカタール航空、トルコ航空、南アフリカ航空程度しかありません。カタール航空はデイリー運航ではないため使いにくく、休みのスケジュールとの兼ね合いから日本を深夜に出発してマプト入りするには一旦ヨハネスブルグを経由する必要がありました。
候補となるのは、
笑ことエミレーツ航空。または、
馬ことカタール航空の2社だけでした。
どちらもJMBから片道での発券が可能でした。カタール航空はRTWのチケットで乗り回すので、できればエミレーツで行きたかったのですが特典の空席が出てこず、結局はカタール航空を予約することとなりました。
Routing
(FFP)JMB
(必要マイル数)75,000
(航空会社)QR/QR
(クラス)C
(ルート)HND/DOH/JNB
(機材)B787/B787
(諸費用)2,630円
(マイル単価)5円程度
本来であれば復路のフライトも含めてもっと複雑なルーティングで発券すべきでしたが、さすがに1年先の復路のスケジュールまでは決められず、割高ですがやむなく片道発券となりました。
幸いなことに羽田からヨハネスブルグまで2レグとも機材はB787で、シートはカタール航空最新鋭のリバースヘリンボーン型の機材でした。このシートに搭乗するのは初めての体験でしたが、なかなかいいシートでしたよ。
ご覧のようにB787のビジネスクラスは非常にコンパクトなキャビン。シート数ははわずか22席となっているため、ビジネスクラスは常に満席の状態でした。
発券方法
JMBからカタール航空の特典を発券する場合、オンラインには対応していないため面倒ですが電話での発券となります。電話でいちいち空席照会をしてもらっていては時間が掛かるので、自分でBAやQFのサイトで空席を調べてから予約の電話をしました。そのためスムーズに手続きを進められました。
提携航空会社の場合は予約と同時に発券を強要されるので「とりあえず予約を入れておいてしばらく迷う」といったことはできません。今回もこの原則通り予約と同時に発券してもらいました。
尚、電話発券手数料は無料でした。
ヨハネスブルグからマプトへは南アフリカ航空を利用
ヨハネスブルグで1泊した後、マプトまでは南アフリカ航空の片道チケットを購入しました。ヨハネスブルグからマプトまでは279マイルなので、ちょうど東京=大阪間の距離と同じです。
南アフリカ航空は初めての航空会社でしたが、リージョフライトは欧米キャリア同様のサービスで特に不満もなかったです。安いチケットですがANAのマイルに50%積算することができたので良かったです。
Bottom Line
このような片道旅程でも柔軟に発券できるのがJMBの魅力です。ANAの場合は往復旅程でないと発券できないので、今回のようなポジショニング向けの航空券には不向きです。他にAA,AV,BA,DL,SQ,UAなども片道発券が可能なFFPとなりますので、片道航空券が必要なときのためにマイルを持っておいて損はないでしょう。
そして改めて南アフリカは遠かったです(笑)カタール航空の乗継はスムーズでしたが、それでも自宅を出てから24時間位の所要時間でした。ドーハで発生したロストバゲージへの対応に時間を取られたこともあって、ヨハネスブルグのホテルに付いた時にはくたくたでした。
それでもビジネスクラスで移動できたのでとても快適で、JALのマイルを貯めていて良かったと思いました。