台北からトルコ航空ビジネスクラスを利用してイスタンブール経由サンパウロへ向かいます。チケットはAMC特典で発券した台北発券の世界一周ビジネスクラス航空券です。詳細はこちら。
フライトのはじまり
イスタンブール・アタテュルク国際空港を離陸したシップは、地中海洋上をアフリカ大陸に向けて南下し、サハラ砂漠を南西に渡った後、大西洋を横断して南米大陸を目指すルートで航行します。
離陸直後はイスタンブールの街並みを見ることができました。
地中海気候らしく、真っ青な空が広がっています。
ブラジルまでの旅も中盤に差し掛かっているとは言え、まだまだ12時間の旅程。ここでもう一度旅の成功を祝って、シャンパンで一人乾杯します!
あまり見栄えは良くないですが、アペタイザーをいただき、シャンパンが進みます。
ワゴンサービスのトルコ式前菜を堪能
さて、食事のサービスが本格的に始まると、まずは前菜がワゴンスタイルでサービスされます。実物を見ながら食べたいものを指差して、取り分けてもらいます。このスタイルだと英語メニューに書かれている内容が理解できなくても安心して注文できますね。
ひとまず美味しそうなものを適当に注文。ヨーグルトペーストの料理はいかにもトルコ風という感じですね。世界3大料理にも数えられるトルコ料理。イスタンブール発なので本格的な味を楽しめます。
スープ
続いてはTraditional Turkish creamy wedding soup。中にはラムが入っています。タイトルからすると結婚式で飲まれるトルコ風のスープなのでしょうか?
美味しく頂きました。
メインコース
そしてお次はメインコース。今回はラムを選択しました。
拳大なんてもんじゃない巨大なラムに驚きましたが、赤ワインとともにおいしく頂きます。さすがに完食はできませんでしたが、柔らかかくて臭みもなく、とても美味しかったです。
充実のデザートサービス
食事の後はデザートのサービス。甘いモノは別腹です。お向かいの欧米人風のマダムも甘いモノには目がなさそうです(笑)
デザートもワゴンサービスで提供してくれます。シェフがポーズを決めてくれました。
トルコ航空では欧州フードカンパニーDO&COの専門シェフがフライトに同乗し、機内食の調理や盛り付けを担当しています。それだけにトルコ航空の機内食はとても華やかで気合が感じられますよ。
シェフの写真を撮っていたら、他のクルーも片言の日本語で話しかけて来てとてもフレンドリーでした。記念にみんなで1枚撮らせてもらいました。
こちらが頂いたデザートです。ビジネスクラスでここまで豪華なデザートは嬉しいですね!
そしてチャ~イです。今回はデザートが甘いので、砂糖は入れずにストレートで頂きました。
サハラ砂漠と大西洋をひたすら横断
さて、食事が終わる頃、窓の外を眺めると砂漠の上を航行しています。サハラ砂漠ですね。
砂漠の上空にも雲があるのが分かります。この辺りは砂漠でも降雨がある地域なのかもしれません。
水が流れたあとが見られました。砂漠の中に川、大自然の力を感じずにはいられません。
その後、シップはアフリカ大陸に西側ダカールから大西洋に抜け、南米大陸に向けて大西洋を南下していきます。長いフライトですので、砂漠の上空あたりから眠っていましたがね…
2回目の食事
南米大陸が近づく頃、2回目の食事のサービスが始まります。起きがけはオレンジジュースで口直しです。
まずはワンプレートでコールドミールが配られました。やはりトルコ風です。
メインはチキンかパスタからの選択でしたのでしたので、今回はパスタを選びました。
お味は、まあ普通です。
最後にトルコのチャ~イを頂きます。デーツとGODIVAと一緒に提供されました。中東系を意識しすぎなんじゃって思いましたね(笑)
サンパウロへ向けてアプローチ
イスタンブールから12時間のフライトもまもなくラストです。改めて見ると壮大な飛行ルートですね!日本に住んでいるとサハラ砂漠も大西洋も南米大陸も滅多にご縁のない場所ですからね。
南米最大都市サンパウロが見えてきました。オリンピックに向けて急ピッチに開発が進み、経済成長著しいブラジル、と書きたいところですが実は大不況の真っ只中…
それでもここは南米最大の玄関口。世界各国からメガキャリアが就航しています。
今後の成長に注目したいブラジル市場です。
我らがトルコ航空も無事にスポットインです。長旅お疲れ様でした。どうもありがとう。
Bottom Line
今回はトルコ航空のフラッグシップB777-300ERでのフライトでした。機材面では、シートはフルフラットになり、台北線で乗ったアングルドフラットの機材とは随分印象が違いました。またフライト中wifiが無料で使用できた点も最高でしたね。サービス面では、食事のレベルは高く、ワゴンスタイルでのサービスにも好感が持てました。もちろん食事もおいしくて満足度は高かったです。クルーがフレンドリーなところもトルコの国民性が出ていて、愛着が湧くエアラインだと思います。
ヨーロッパ方面へのフライトに利用するイメージがあるトルコ航空ですが、中東・アフリカ・南米へのフライトも充実しています。就航都市は世界110カ国277都市なのだそうです。今後はヨーロッパ以外の目的地でも選択肢として考える価値があるエアラインだと思いました。