SQアワードでファーストクラスを利用したときに、チャンギ空港のプライベートルームを利用しました。
エントランス
プライベートルームはターミナル3にあります。SQの発着ターミナルはT2またはT3となりますが、T2から出発する便を利用する場合でも入室は可能です。今回私のジャカルタ行きのフライトもT2出発でしたが、プライベートルームを利用するためT3でチェックインを済ませ、出国しました。
SQラウンジのエントランスは本当に豪華です。ファースト・ビジネス・プライベートルーム共通のエントランスになります。入口でボーディングパスとこちらのプライベートルームのインビテーションを係員に提示します。
プライベートルームはこちらのインビを持った乗客だけが入室を許されるSQ最高峰のラウンジになります!ここでプライベートルームの利用条件をまとめますと、以下の通りとなります。
プライベートルーム入室基準
・シンガポール航空スイートクラス・ファーストクラスで出発する搭乗者本人
・ソリティアPPSメンバ・PPSメンバーも入室不可
他社便利用時は一切利用できない上、PPSステータス(年間25,000SGD(約200万円!)FCクラスに乗って得られるステータス)があっても入室できない、正真正銘のファースト客だけのラウンジとなります。1点不明なのは、スイート・ファーストで到着して、SQの2クラス便のCに乗り継ぐ場合も利用が許されるか否かですが、この辺りは実践したことがないので分かりません。どなたかお分かりでしたがご教授ください。
話は逸れましたが、プライベートはそれだけ荘厳なラウンジでありますので、インビテーションを受け取ったGHさんはプライベートルームまでアテンドしてくださいます。入口を入って右手がファーストクラスラウンジです。
ファーストクラスラウンジ内部を簡単に取材。
こちらはPPSメンバー、およびソリティアPPSメンバーが使用できるラウンジです。(ソリティアPPSというのは、5年間に250,000SGD(2,000万円!!)のFCクラスに乗った人が得られるステータスです)それでも朝方は結構混み合うので、世の中すごい人が沢山いるもんだなあと常々思います。
いよいよSQ最高峰のプライベートルームへ!
GHさんのアテンドの元、ファーストクラスラウンジを通り抜け、一番奥までやってきました。ここに最後の関所があります。
The Private Roomと誇らしげに看板が掲げられています。
ここが長年憧れだったプライベートルームの入口になります。高まる気持ちを抑え、いよいよ入室です。
プライベート内部の様子
高級感と落ち着きのある内装です。
プライベートルームというネーミングの通り、ファーストクラスはお一人様での利用が多いためか、ソファーなども一人用のものが多いように感じました。
着席と同時に飲み物のオーダーを聞かれましたので、迷わずシャンパンをお願いしました。
ダイニング
しばらく取材活動をした後は、お楽しみのダイニングを楽しみます!こちらがダイニングスペース。王室の食卓を思わせるような豪華な椅子が並びます。
ダイニングでも引き続きシャンパンを楽しみました。銘柄はブーブクリコでした。地上ですからさすがにKRUGやDOMはありませんでした。
食事とドリンクのメニューリストです。
尚、この時はお昼から夜にかけてのメニューでしたので、時間帯によってメニューが変わることにはご注意ください。特にSQ12便が出発する朝方は朝食メニューになります。
色々頂いてしまいました。
牛肉河粉。
柔らかくてジューシーな大ぶりの牛肉が沢山入っています。アジアンテイストな料理◎
次はコッドフィッシュを。白身魚の料理は総じて美味しいものが多いです。
この色彩感覚もお見事です。さすがSQと唸らされる一品でした。ちなみに下の緑のペーストはグリーンピースですが、嫌な感じは全然なく、美味しく食べられました。
そしてロブスターもいただくことに!
大ぶりのロブスターを贅沢に使っています!SQのスグネチャーフードと言ってもいいくらい、SQはロブスターはを多用しますね。味・見た目ともにパーフェクトです。
まだお腹に余裕があったので、ヌードルで締めたくなってしまい、注文してしまいました。これも美味しくいただけましたよ。
そして最後はデザートのアイスクリームをオーダー。ハーゲンダッツが出てくるかな、と思っていたらこんなに美しくトッピングしてくれて、さすがSQのプライベート!と感動した次第です。
食事を終えた後はダイニングエリアを後にし、プライベートルーム内でしばらく寛いでおりました。尚、ジャカルタ行きはターミナル2からの出発なので、この後はT2へ向かいます。ということで、T2のファーストクラスラウンジにも寄りましょう。
Bottom Line
プライベートルームは、 SQ最高峰のラウンジとだけあって非常に満足できるサービスが提供されていると思います。食事だけ見ればCXのFラウンジでもこの程度のものは食べられるかもしれませんが、SQプライベートルームの最大の利点は、厳しい入室制限のため圧倒的に利用者が少ない点です。そのため、より落ち着いた空間できめ細やかなサービスが提供されているように感じました。他の乗客から完全に隔絶された自分だけの特別な空間、世界最高峰と謳われるシンガポール航空のラウンジは、ファーストクラスの乗客が最も重要視しているものを理解し尽くしているかのようでした。まさに“PrivateRoom”の名にふさわしいラウンジです。
初めまして。
いつも楽しくブロブを拝見しています。
先日、KIX-SIN-BKKの往復(KIX-SIN間はA380スイート、SIN-BKK間はビジネス利用)でプライベートルームを利用してきました。
その際ですが、関空でプライベートルームのインビはいただく事が出来ました。
バンコク行きがT2からなのと、行は知人もいたので利用しませんでしたが、以前聞いていた話は本当でした。
シンガポールの乗継で、その先ファーストの設定が無くビジネスに搭乗の時は入室可能と聞いてました。
但しその利用でのブログを見た事も無いので、自分で体験するまではコメントも出来ませんでした。
肝心のプライベートルームですが、いかんせん体調が悪く食事もままならなかったので、是非リベンジをはたしたいです。
◆ちっぴーさん
貴重な情報ありがとうございます。乗り継ぎのフライトがCの場合でも、Fで到着していればプライベートルームを利用できるのですね!
今後の旅行の参考にさせて頂きます。
KIX線のA380投入を上手く狙われたのですね!成田からも撤退だそうで、来年以降は成田便にスポット的にA380が入ったりするのかもしれません。