ロンドンヒースローの第2ターミナルにあるルフトハンザラウンジのレビューです。ヒースローの2タミはスターアライアンス専用ターミナルとなっていて、AC,LH,SQ,UAの各社がラウンジを設置しています。今回は未訪だったルフトハンザラウンジを利用してみました。
ルフトハンザランジの場所
ルフトハンザラウンジはセキュリティを抜けて右に行ったところにあります。上記4つのラウンジの中ではセキュリティから一番近いところにあります。
こちらがエントランスです。
自動ドアを入ると有人のレセプションがあり、そこで搭乗券を見せるとユナイテッド航空の搭乗券でしたがすんなりと入室させて貰えました。また、マイレージプラスのプレミアプラチナ(=スターアライアンスゴールド)メンバーだったので、セネターラウンジに入るためのバーコードも貰えました。セネターラウンジについては後述。
ラウンジ内の様子
レセプションを抜けるとすぐに大きなラウンジ空間があります。内部のインテリアはフランクフルトのものを踏襲してグローバルで統一されているようです。明るく綺麗な好印象なラウンジなのですが、正直激混みのイメージしかありません。。
ラウンジ内の食事類です。ヒースローからのフライトはフランクフルトまたはミュンヘンだけの短距離便ですが、本家のフランクフルトのラウンジよりも食事類は充実しているように感じました。
スープ
カレー?
肉
白米
サラダ
ビールはバドワイザーと辛うじて右側がドイツのピルスナービール。残念ながらフランチスカナーはなし…。
ルフトハンザ・セネターラウンジ
ビジネスクラスラウンジを奥に進むとセネターラウンジへの入口がありました。右下にあるバーコードリーダーに受付で貰ったバーコードをかざすことで中に入ることができます。
ここでフルとハンザのラウンジの違いについて整理します。
-ファーストクラスラウンジ…ルフトハンザ、スイス航空便のファーストクラス客およびMiles&MoreのHonCircle会員(2年間で60万PP相当)のみが利用可能。
-セネターラウンジ…Miles&Moreのセネター会員(10万PP相当)およびスターアライアンスゴールドメンバーのみが利用可能。
-ビジネスクラスラウンジ…ルフトハンザ便、スターアライアンス便のビジネスクラス客用のラウンジ
スターアライアンスの盟主であるルフトハンザの中ではセネター会員はHONを除いた最上位ティアの扱いで、スターアライアンスゴールドもその最上級会員レベルにしか配っていないステータスです。
しかし世の中的には5万PP程度の「中級会員」でスターアライアンスゴールドが獲得できるのが一般的な上、某国では一生に一度5万PPを達成するだけで、以後は1マイルも飛ばなくても永久的にゴールドステータスを維持できたりします。
このようにルフトハンザとそれ以外のキャリアでのゴールドステータスに対する考え方に大きな歪みがあるように思われますが、今のところ改悪されることもなくルフトハンザは容認し続けているのでしょうか。
それにしてもドイツ人って自国キャリアの*Gの達成基準が厳しすぎて可哀そうな人種だなあと思いますw
話はそれましたが、本当はそんな特別なステータスがないと入室できないセネターラウンジの内部です。
やはりスターアライアンスゴールドで入室できるためか、上位ラウンジといえどガラガラという程ではありませんでした。
食事類はビジネス側の食事に加えて一部アップグレードされたメニューが陳列されていました。
カレー
肉のトマトソース煮込み
冷菜サラダ
スイーツ類
ケーキ
そしてスパークリングワインです。残念ながらシャンパンはありませんでした。
ちょうどお昼時の時間帯に利用したので、ダイニングエリアで軽く食事をしました。
ユナイテッド便の機内食もあるので軽めにとって食べました。
フードのケータラーが欧州フードカンパニーのDO&COが担当だっただけに、食事類のレベルは非常に高かったです。
Bottom Line
ルフトハンザのラウンジは本家のフランクフルトよりも心なしか充実した食事が楽しめるように感じました。ちなみに、ロンドンからスターアライアンス便で出発する際には、ルフトハンザラウンジを含めて4か所のラウンジが選択肢になります。
一番のお勧めは意外なことにユナイテッド航空のラウンジです。食事もSQ以上に充実しているうえ、シャンパンが無料で提供されていますよ!
一方のSQラウンジは、2016年12月時点で提供されていたシャンパンが2017年月現在ではプロセッコに改悪されていました。米系のサービスが天下のSQを上回るという今までの常識では考えられないような状況になっていますw
エアーカナダも同時期にシャンパンからプロセッコへのダウングレードが確認できています。
ヒースローの第2ターミナルをご利用される際の参考になればと思います。