台北からトルコ航空ビジネスクラスを利用してサンパウロへ向かう道中、イスタンブールのトルコ航空ビジネスクラスラウンジを訪れました。チケットはAMC特典で発券した台北発券の世界一周ビジネスクラス航空券です。詳細はこちら。
エントランス
トルコ航空のラウンジにやって来ました。エントランスは自動化ゲートになっており、ボーディングパスのバーコードを機会に当てて入室します。
ラウンジ内に入るとまずこのような空間に出ます。トルコらしいエギゾティックな雰囲気が漂います♪
ラウンジはかなりの規模があり広大な空間、それも2階建て構造になっています。トルコ航空ロゴが入った地球をイメージしたオブジェの階段を使って上下の行き来ができます。
ちなみに中東のハブ空港同様、このラウンジも巨大な空間なのにラッシュ時は激混みになります。ここがアジアと中東とヨーロッパが交じり合う交通の要衝なのだと実感します。
ラウンジ内の様子です。
今回は24時間以上の長旅となるため、ラウンジでシャワーを浴びておくことにしました。早朝はラッシュで激混みのため40分程度待たされましたが、無事シャワー室が利用できました。イスラーム圏のシャワー室ですが、清潔感には問題ありませんでした。
ちなみにこの写真はどうやって撮ったのかというと、上から覗いている訳ではなく、天井が鏡張りになっているので、下から天井を撮影しているだけです(笑)
ここは礼拝室。
イスラーム教徒は1日に5回、聖地メッカに向かって祈りを捧げます。トルコはイスラーム教の国なので、このような施設がラウンジにも用意されているのですね。異教徒の私からすると、この絨毯の部屋で昼寝をしたくなってしまいます…(笑)
ダイニング
さて、シャワーを浴びてすっきりしたところで、朝食を頂くことにしましょう。こちらがダイニングスペースです。
驚いたのが、ビジネスクラスラウンジにも関わらず、キッチンにはシェフがいて料理を目の前で作ってくれることです。ちなみにシェフは欧州フードカンパニーDO&COのスタッフさんです。
朝の時間帯はオムレツを焼いていました。
朝からエフェスビール(トルコビール)とともに特製のオムレツを頂きましたよ。これから機内食もあるので、これくらいの量で調度良かったです。
その他にもいくつかホットミールはありましたが、あまり種類は多くありませんでした。
お酒の方は、ワインの種類は結構多かったですが、シャンパンやスパークリングワインはありませんでした。
名物のチャイとスイーツ
続いては、トルコのチャ~イの文化とスイーツをご紹介します。
トルコに行かれたことがある方はお分かりの通り、トルコはチャ~イ大国です。チャ~イというのは紅茶のことでして、東はインドでも紅茶のことをチャ~イと呼びます。ところが同じチャ~イでも地域によって個性があって、インドではどろどろのミルクティーが飲まれていますが、シルクロードを西に進むに連れてチャ~イはストレートに近づいていきます。
ストレートティーにたっぷり砂糖を入れて飲むのがトルコ式です。
これは何かよく分かりませんでしたが、お茶請けに食べられている現地のおかしなのでしょう。
チャ~イにも色々種類があるようで、演出も凝っていますね。並々ならぬ力の入れようです!
短時間の乗継ですが、ちょっぴりトルコの文化を感じられるのは嬉しいですね。
そして、充実のスイーツ♪
様々なブロガーさんの記事で拝見しておりましたが、このラウンジにはたくさんのスイーツが用意されています。甘党の方は大喜びのラウンジかも。
私もせっかくですので、ケーキを頂くことにしました。
Bottome Line
イスタンブールのトルコ航空ラウンジ、ビジネスクラスのラウンジとしては世界的に見てもかなり充実している方だと思います。スターアライアンスゴールドメンバーであれば欧州内のエコノミー利用時でも入室できますので、その点非常にありがたいですね。食事も充実していて今波に乗っているエアラインのラウンジという感じです。また、チャ~イが提供されるなど僅かな乗継時間でもトルコの文化も感じることができる点も魅力的だと思いました。ただし、早朝のピーク時間帯にはラウンジ内は激混みになりますので、その点だけ注意が必要です。