シンガポール航空の新型スイートクラスでのフライトを終え、現実に戻ってJALで日本に帰国します。今回はイベリア航空のAviosを使ってシンガポールから成田へのJALビジネスクラスを予約していました。
JAL利用時のシンガポールでのラウンジ
新しくて綺麗で快適なイメージのあるシンガポールチャンギ空港ですが、残念ながらJAL便の発着は古い第1ターミナル。以前はCXもT1発着でしたがT4に移っていきました。そんな訳で以前あったCXラウンジはT1にはなくなっており、残されたのはBA/QFラウンジです。しかし、、、
JL712便が出発する朝の時間帯は両ラウンジともクローズ…。
仕方がないのでJAL指定のラウンジであるdnateラウンジへと向かいました。(大昔はsatsラウンジでしたが変更になったみたいです)
dnateラウンジのエントランス
こちらでJAL/Cの搭乗券を見せると特に問題なく入室させて貰えました。
ラウンジ内は特に特色もなく、まあ良くある共用ラウンジといった感じでした。スタアラ系ですとSQのラウンジを堪能できるのですが、OWでシンガポールはイマイチですね(笑)
食事はホットミールもあり、まあまあ充実していました。
饅頭
スクランブルエッグ
アジア風焼きそば
ソーセージ
スープ
パン
JL便発着を意識してか、日本食やうどん
JALビジネスクラス・シート
朝早いフライトなので慌ただしいですが、ラウンジ滞在もそこそこに搭乗ゲートにやってきました。チャンギは各ゲートごとにセキュリティチェックなので通常の空港よりも早めにゲートに向かう必要がありますね。
この日の使用機材はB777型機。ANAですらシンガポール線の機材は全便B787ですからトリプルを入れているというのはなかなか力を入れていますね!
ビジネスクラスのシートはJAL SKY SUITE Ⅲリバースヘリンボーンタイプでした。
CXシラスを一回り小さくしたようなシートで、サイドテーブルまで含めて居住空間が広く設計されています。個人的には長距離線の2-3-2シートよりは好きかも。
アメニティ類とスリッパです。ヘッドフォンはノイズキャンセル仕様ですがBOSEと比べると性能は随分劣りました。
シップは定刻にチャンギ空港を出発。ランウェイに向けてタキシング中の眺めも良かったです。
SQ A380-800. 元祖A380といえばSQ!
同一会社のシップ一色で並ぶのは迫力があっていいですね!
チャンギ空港を眺めながらの離陸〜。いい空港ですね〜。
ふと隣の滑走路を眺めると、SQのA350がほぼ同時に離陸しています!!
↑かなりシンガポールらしい写真が撮れたかな?
離陸後、シートベルトサインが消えたところで軽くキャビンの撮影に。
リバースヘリンボーンなので1-2-1配列で広々としたキャビンです。欧米線のゴチャゴチャした2-3-2配列よりこちらの方がよく見えるのは気のせいでしょうか?
本日の飛行経路?最近のIFEシステムは高度化しすぎてこのようにMAPが立体表示されます。自分は旧来の古いMAPの方が見易いなと思ったりします。
JALビジネスクラス・機内食
ギャレーの準備が整うと早速ドリンクサービスが始まりました。この頃からビジネスクラスの機内食サービスに使われるグラスが変更になっていましたね(2018年10月からの変更)
以前はフルートグラスではないものの足つきのワイングラスでしたが、欧米線を含めて上記写真の通りのグラスとなっております。
シャンパンはシャルル・エドシェック。市場価格はこんな感じ〜。
グラス変更の記念に1枚(笑)
それでは機内食サービスに移りましょう。まず驚いたのが、このフライトの出発時刻が8時であるのにも関わらず、食事の内容がしっかりしていたこと。よくある典型的な朝便のメニューはオムレツとかそういう朝食系ですよね。昔のJALだったら変なお粥と味噌汁的な食事だったでしょうが、驚くべき進歩というか。
こんな感じでいい感じに飲めそうなお肉とシーフードのサラダです。見た目も◎
メインはビーフが選べましたので迷わずいただきました。
ワインはこちらのボルドーの赤ワインをいただきました。
肉の焼き加減もまずまずでワインとともに美味しくいただきました。
引き続きチーズとフルーツとともにワインを楽しみます。ソムリエ資格も持つチーフに相談しながら色々と楽しませて貰いました。
ドイツ産のピノノワール。
この辺りで担当してくれていたチーフパーサーに、
「○○様、私昨年一度○○様にお会いしたことあると思うんですよね〜、確かファーストクラスで世界一周されていませんでしたか〜。」と声をかけられました。
2017年はモザンビーク発券のFクラスRTWのおかげでJALのファーストクラスに多頻度で乗っていましたのでね。どうやらパリ便でご一緒していたようでした。
チーフとの会話は結構盛り上がりまして、「バンコク=カラチ=カイロ=アテネのDC-10とか、コペンハーゲン=マドリードとか懐かしいですよね〜、私も乗務しておりました〜」なんて仰っておられましたよwww
やめておけばいいのにちゃんぽんですかい…。
最後はデザートとコーヒー。随分と贅沢な食事でした!!
食後は機内販売のこんなページを眺めておりました。
世界地図が描かれており、旅人心をくすぐる1品だと思います。機内販売で売るのはいいアイデアかも。万年筆が欲しかったのですが、あいにく機内販売での取り扱いはボールペンのみのようでした。日本の通販でも流通しているようです。
しばらくウトウトしていると窓の外には富士山が見えて、目的地の成田空港はまもなくです。
JALビジネスクラス搭乗のレビュー
普段ビジネスクラスはほとんどANA専門の私ですが、久しぶりのJALビジネスクラスも良かったです!!シート、機内食ともに満足出来るクオリティでした。
JALのフライトは担当するクルーによるバラツキが大きいと感じているものの、今回のフライトはいいチーフに当たったこともあり最高にいいサービスでした。何度も乗っているとこのように覚えていてもらえることもあるので面白いですね。先日もANAのシンガポール便で以前ファーストクラスでご一緒したチーフに再会しちゃいました。この話はまた別の機会に(笑)
この時のチケット情報はこちら