CXのファーストクラスで羽田から香港に飛んだ時のレビューです。当時はまだCXでもジャンボが運行されている素晴らしい時代でした。
CXファーストクラス・チェックイン
この日は朝起きるとCXからNotiFLYというSMSが飛んできていました。嫌な予感がしますが、出発が2時間25分遅延すると言った内容でした。
なので当初よりも自宅でゆっくりして羽田空港にやって来ました。チェックインカウンターにも遅延の案内が出ています。運行上の理由というのは、CXが羽田でよくやらかす「前日便到着遅延による乗務員の休息時間確保」というやつです(笑)
私は成都へ乗り継ぐ旅程でしたが、幸いにも香港でも乗継時間が十分にあり影響は最小限で済みましたが、乗継が出来ず振替になった人もいたと思われ、チェックインカウンターは忙しそうな雰囲気でした。
この後は時間があったのでJALファーストクラスでシャンパンを飲んで、CXラウンジで担々麺を食べて搭乗を待ちました。
CXファーストクラス・搭乗
JALのファーストクラスラウンジを出てゲートにやって来ました。最果ての144番ゲートは遠かったです。
そして搭乗機です。B747-400型機、懐かしいですね~!!本当に美しい形をしています!
CXファーストクラス・シート
今回はありがたくファーストクラス利用ですので、L1ドアから搭乗して左手のAコンキャビンへお邪魔しました。こちらがファーストクラスのキャビンです。他社と比べても座席数は少なく、わずか9席しかありません。
そのためシートはとても広々としています。
着席した時の眺めも重厚感があって素晴らしいシートですね!
CXファーストクラス・出発前のサービス
座席につくと早速ウェルカムドリンクが振る舞われました。CXのアジア路線のシャンパンは通常アムール・ド・ドゥーツが使われていますが、今回は期間限定でアムール・ド・ドゥーツのロゼが提供されていました!
アムール・ド・ドゥーツはKRUGよりも高価なシャンパンです!!
優雅にロゼ・シャンパンを楽しみましょう!
上の写真の赤いドリンクはオリエンタルブリーズというCXシグネチャードリンクです。キャセイデライトという緑色のキウイペーストのドリンクと隔月で提供されています。
そしてメニューリストが配られました。CXはメニューリストを離陸前に配るのがいいですね。暇な時間を利用してじっくりと食事を選択できますからね!
この時はマンダリンオリエンタル東京がメニューを監修していたので楽しみにしていたのでした。
出発準備が整うとセイフティービデオが上映されます。CAは黒(ISM)と赤が搭乗しているのが面白いです(笑)
この日はハイシーズンでしたのでFもCも完全にド満状態でテイクオフとなりました。
羽田沖から都心を眺めつつ、シップは上昇していきました。
CXファーストクラス・機内食
上空に上がってからの機内食サービスのレビューです。飲み物は引き続きアムール・ド・ドゥーツ・ロゼを頂きます。
日本路線独特のおつまみとともに提供されました。
いつものショットは、ロゼだとなんとなくキマらない感じがします(笑)
シャンパンを楽しみながらゆっくりしていると、早速ファーストクラスの機内食サービスがスタートしました。まずは前菜からです。
ロブスターにキャビアが乗った豪華なプレートです。さすがマンダリンオリエンタルという感じの立派なメニューです。こういうメニューはシャンパンが進んでいいですね!
大ぶりのロブスターが最高です!
引き続きアムールのロゼをいただきます。CXの赤服によく似合うシャンパンです。
続いてスープ。
そしてメインのお肉です。
ホクホクでした。
お肉には赤ワインを合わせました。
そしてチーズ。
最後はスイーツで締めました。
食事が終わるとフライトはすでに終盤戦。台北を過ぎたあたりでした。
CX思い出のジャンボ機内探索
食事の後は最後の機会になるかもしれない(実際にこの旅が最後のCXジャンボ搭乗でした)ので機内散策に出かけました。まずは1階席のビジネスクラスキャビンです。広々としたキャビンが大好きでした。
そしてアッパーデッキへ。階段は綺麗な照明がされていました。
A380と比べると狭くて急な階段です。かなりレトロな感じがするキャビンだと思います。
そしてアッパーデッキです。横2列だけの贅沢な空間。ここは独特な雰囲気があるキャビンでしたね。駆け出しのマイラーの頃は台北発券で夢のような空間に搭乗して喜んでいましたが、それもいい思い出です。
窓から眺める双発エンジンはジャンボらしい爽快感がありました!
香港国際空港に到着
機内散策をしながらジャンボ搭乗を噛み締めているうちに、あっという間に香港が近づいてきました。おなじみの乗り継ぎ情報が画面に表示されました。
羽田発が大幅に遅れた影響で、幾つかのフライトには乗り継ぎの影響が出ていそうな雰囲気ですね。
私の搭乗する成都行きは乗り継ぎ先の中でも一番乗り継ぎ時間に余裕があるデスティネーションのようでした。ラウンジでの滞在時間をたっぷり確保したスケジュールになっていますからね(笑)
やがて窓の外には香港らしい風景が見えてきました。
そして無事に香港国際空港に着陸です。CXの緑の翼がたくさん並ぶ姿を見るといつも興奮してしまいます!
Bottom Line
CXラスト搭乗を飾るに相応しい最高のフライトになりました。一流ホテルとコラボした機内食メニューはCXでは珍しいですが、多頻度搭乗客を飽きさせない取り組みだと思います。シャンパンも定番のアムールがロゼになっていた点も新鮮なフライトだったと思います。
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