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〜年3回ファーストクラスで海外旅行するためのマイル活用術〜

カタール航空 ファーストクラス

カタール航空(QR)ファーストクラス搭乗記|ロンドン→ドーハ QR10 Mar2017

投稿日:

世界一周航空券でロンドンからドーハにフライトした時のお話です。この区間はファーストクラス設定のあるカタール航空を利用しました。

カタール航空とAクラス開放交渉からスタート

ファーストクラスの世界一周航空券は「A」クラスというブッキングクラスを使用するのですが、カタール航空のロンドン線は当日から330日まで唯の1席もAクラスに座席を開放していません。そのため事実上ワンワールドの世界一周航空券でこの路線に乗ることは不可能ということになります。そこで私は泣く泣くDクラス(ビジネスクラス)で予約発券し、同時にAクラスのキャンセル待ちを入れて貰い、最悪当日空港でAクラスにアップグレードしてもらう作戦でした。

そして、残念ながら直前になってもAクラスのキャンセル待ちが落ちてくることもなく、いよいよヒースローでの交渉が必要になって参りました。

出発前日。万全を期すためにヒースロー空港の第4ターミナルにやって参りました。

カタール航空のチケットカウンターに出向きまして、キャンセル待ちの状況、ファーストクラスの空席状況などを聞き、自分が有償のファースクラス航空券を持っていながらビジネスクラスの予約しかコンファームしていない状況を伝えました。そして明日の出発までにファーストの座席を用意して欲しい旨、要望しました。この時点での空席状況はF7A0の状況、つまり8席中7席が空席ということになります。そんな状況ですから当然席を融通してもらえるものと思っていました。

しかし、カタール航空から返ってきたのは驚きの返事。

「カタール航空は出発24時間前を切っても空港に空席コントロール権なく、すべてドーハの本社が調整を行うので空港では何もできない」

24時間切ったら空港で調整できるのは当たり前だと思っていたのですが、カタール航空はよほどヘッドクオーターの力が強いのか、すべて本社がコントロールするようです。

しかしそれではあまりにも納得がいかなかったので、マネージャーを呼んでドーハの本社に空席待ちのプッシュをしてよ!とお願いしたところ、発券カウンターのお姉さんがドーハの本社にメールを作成して送信してくれました。

果たして翌日の出発までにドーハ本社の担当者がこのメールを見てくれるのかと一抹の不安を抱きつつ、この日は一旦空港を後にして空港周辺のホテルに向かったのでした。

当日アップグレードの結果は?

さて、出発当日。ホテルを出る前にオンラインで予約状況を確認するも依然としてアップグレードはコンファームせず…。東京支社とドーハ本社に連絡するもやはりアップグレードはコンファームしていないとの回答で、ドーハの本社などはJAL発券のチケットだからJALに聞いいてくれとふざけた回答でした。もう99%無理だろうと思って諦めの境地でヒースロー空港に向かいました。

空港に着いて発券カウンターに到着し、私の顔を見るなり発券カウンターの女性スタッフから「多分ファーストクラスの席が用意できているからFクラスのチェックインカウンターで聞いてみてね〜。今日は1日大忙し※の旅程ね〜」なんて冷やかされました。

※この日はLHR/DOH/CDGの旅程

ほぼほぼ諦めていただけに、何かの間違いだろうと思ってチェックインカウンターに向かいました。

自分の順番が来るまでの時間がとても長く感じました(笑)

いよいよ自分の順番が回ってきてパスポートを出してチェックインをお願いします。すると驚いたことにスルっとファーストクラスの搭乗券が出てきました!!

もともとファーストクラスの航空券を購入しているのでアップグレードというのも違和感がありますが、なんとか交渉によって苦境を乗り切ることができました。こういった交渉は電話口でやるよりも空港の現場で行うのが最善策だと思います。

カタール航空A380・ファーストクラス搭乗

ラウンジでゆっくりしていたのでゲートに着いた時には搭乗口には誰もおらず、ほとんどファイナルでの搭乗となりましたが、せっかくなのでA380の勇姿を撮影してから機内へと急ぎました。

カタール航空A380ファーストクラス・シート

以前にもAAdvantage特典で搭乗したことがあるQRのファーストクラスですが、今回ワンワールド世界一周航空券での久しぶりの再搭乗です。カタール航空のファーストクラスはEKやEYと違って開放感あるシートになっています。

1席で窓3つを独占する贅沢なスペースのあるシートです!

シート配列は1-2-1ですので中央席はお連れ様がいる場合には楽しめる席になっていますね。

フルフラット状態のシートの様子です。ファーストクラスらしく非常に広々としているのがよく分かる映像かと思います。

あまりにも席が広いのでモニターまでの距離が遠くて遠くて(笑)

ダイニングテーブル豪華なファーストクラスの食事を堪能できるようにかなりの大きさで設計されています。

カタール航空ファーストクラス・出発前のサービス

機内の撮影もひと段落したところで、プレディパーチャーサービスが始まります。まずはカタール航空ご自慢のシャンパンKRUGが振る舞われます。この笑顔でCAさんがサービスしてくれました(笑)

ウェウカムから背の高い豪華なフルートグラスでサービスしてくれるのは大変嬉しいですね。

続いて中東の航空会社独特のアラビックコーヒーのサービスがありました。独特のコーヒーにスパイスを効かせた中東のコーヒーです。金ぴかのポットでサービスしてくれます。

癖のある味ですが甘いデーツとよくあうコーヒーです。

そして出発前にwifiのバウチャーが配られました。通常は有料になりますが、ファーストクラスの乗客だけは無料でネットができるようになっています。しかし速度が遅くて一般的なサイトでもほとんで見ることができず、LINEのメッセージを飛ばすことが精一杯でした。

ヒースロー空港を出発

シップは定刻通りプッシュバックを開始しまして、滑走路へと向かいます。ヒースロー空港はブリティッシュエアウェイズのお膝元ですから、沢山のBA機が駐機しているのが見えました。

ヒースロー名物の混雑に巻き込まれることもなく順調に離陸。ヒースロー周辺はのどかな田舎町といった雰囲気です。

カタール航空A380ファーストクラス・ドリンクサービス

離陸後、いよいよ楽しみにしてた機内食のサービスが始まりました。カタール航空はSKYTRAX社に5starを認定されているエアライン、その会社のファーストクラスのサービスですから期待が高まります。

まずは迷わずド定番のKRUGから。この黄金の輝きが堪りませんね!

この日はロゼのシャンパンも積んでいましたので、飲み比べを堪能させてもらいます。ビルカールサルモン・ロゼです。

こんな感じでファーストクラスらしく豪華なドリンクサービスを堪能しましょう。

おつまみもナッツとSUNBITESというガーリックの効いたスナック菓子が提供されいました。これがお酒のお供に最高なのですよね。あとでCAさんに聞いたら空港でもドーハ空港の売店でも売っているSUN BITESというスナック菓子だと教えてくれました。

こんなパッケージです。日本円で300円くらいでした。

それでは準備が整いましたので乾杯といきましょう!紅白のシャンパンが美しく青空に輝き気分を盛り立ててくれます。結構な量が入ったシャンパングラス2本を片手で持って、もう片方の手でカメラを操作するのはかなり大変でしたので、見かねたCAさんの一人が撮影を手伝ってくれました。

↑CAさんが両方のグラスを持ってくれたので、自分は撮影に専念できました(笑)

このフライトもラウンジで食事を済ませてきたので、機内食は到着前に頂くこととして、離陸後はチビチビ飲みながらゆっくりしていました。

途中、後方のラウンジにもお邪魔してみました。アルコールドリンクを始め各種ソフトドリンクやアミューズなどが用意されています。

シャンパンはビジネスクラスで提供されている銘柄が置かれていました。

ちょっとしてアミューズやスイーツも数種類用意されていました。

カタール航空A380ビジネスクラス・シート

折角ですのでビジネスクラスの様子も拝見してきました。ビジネスクラスはアッパーデッキにあります。シートはB787と同様のリバースヘリンボーンシートが1-2-1配列で並んでいます。ビジネスクラスのハードプロダクトとしては最高峰の部類に入る素晴らしいシートです。

カタール航空A380エコノミークラス・シート

こちらはメインデッキにあるエコノミークラスのキャビンです。シートは3-4-3配列で並んでいますが、A380はB747と比べても非常にキャビンが広々としているため、窓側の席も壁との間隔に余裕がありますし、通路も広々としていて通行しやすく、エコノミーでもかなり快適そうでした。

しかし、ロードファクターの関係からか最前方のコンパートメントはブロックしていて完全に空席状態でした。おかげで自由に撮影できました。

一通り取材を済ませた後は前方の階段から再びアッパーデッキに戻りました。

アッパーデッキ前方のファーストクラス専用のラバトリーはシャワー等の設備はありませんが、広々としていて非常に快適でございました。

カタール航空A380ファーストクラス・機内食

朝食のサービスはスキップしてしまいましたが、何も食べずにフライトするにはさすがにブログ的には寂しいので、アラカルトメニューの中から比較的しっかりした食事っぽいものを選んで食べることにしました。

気になっていた赤ワインとともにまずはサラダからいただきます。

しかしこのサラダは香菜の独特の香りで食欲がわかず、途中で撃沈しました。

続いてはパスタをオーダーしました。

しかしこれまたくどい味で全然食べきれずでした。

フルーツは普通に美味しかったです。

そうこうしているうちにシップはドーハに向けて降下を開始します。窓の外には突如として街が見えてきました。周りは砂漠でその中に街が点々とあるのが中東らしいでしょうか。

そして無事にドーハのハマド国際空港に着陸です。

ロンドンからやってきたばかりですが、この後はパリ行きに乗り継ぎますので、このままファーストクラスラウンジへと向かいました。

 

Bottom Line

今回はファーストクラスのシートがコンファームしないまま当日GO SHOWするという非常にエキサイティングな搭乗でした。いくらAクラスの販売が制限されているとは言え、仮にも有償のファーストクラスのチケットな訳ですから当日空席がある限りにおいては絶対に乗せてくれるだろうという変な自信がありましたが、その交渉はそこそこ骨の折れる作業でした。しかし、その手続きを含めて非常に楽しめたフライトなのでした。

機内サービスの面においては食事がイマイチ自分の口に合わなかったことが残念でした。また早朝出発のフライトなのでメインで提供される食事が朝食メニューだったので今度はしっかりとしたフルコースのメニューが提供される便で堪能できればと思います。

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