今回はANAマイルを使ってフランスに行った際のフライトレビューです。SKY TRAX 5STAR認定のエアラインということで、SQ、CXなどの世界的キャリアと同レベルの非常に素晴らしいサービスが堪能出来ました。
チケット
FFP)AMC
Route)HND-CDG-NRT
Carrier)NH
Class)First
Miles)120,000
今回は改悪前のAMCによる駆け込み発券です。目的地がフランスでしたのでパリ単純往復です。
チェックインから搭乗
出発は羽田空港国際線ターミナルです。ヨーロッパ便が羽田に移管してから賑やかになったANAチェックインカウンターです。ありがたくファーストクラスのチェックインカウンターからチェックインします。
この後、スイートラウンジにしばらく滞在した後、時間になったのでゲートへと向いました。
搭乗ゲートです。
ANAの場合、一般の優先搭乗レーンとは別にファーストクラスレーンが用意されていて、最優先で機内に案内して頂けます。ファーストクラスは別扱いしてくれるのはさすがANAだと思います。ストレスが全くありません。
この日のシップはスターアライアンス塗装のB777-300ERだったようです。
シート
さて、ANAのファーストクラスのシートですが、他社のように派手さや高級感がある訳ではありません。ごくごく普通のファーストクラスのシートかと思いますが、それでも充分に快適で、パリまでの12時間ゆっくりと寛ぐことができます。
シートアブレストは1-2-1配列となっており、中央席は同行者のいる旅に最適ですね。
席に着席した時はこのような眺めになっています。自分だけの書斎といったイメージでしょうか。ファーストクラスの中では一番乗り慣れている落ち着く座席です。
キャビンを見渡すとこのような眺め。
しっかりと壁に覆われていますので、プライベートスイートタイプではありませんが、隣のお客さんの顔はなかなか見ることはできませんね。
アメニティはRIMOWAからサムソナイトに変更
ANAファーストクラスといえば、ロゴ入りのRIMOWAが有名でしたが、今年の春からサムソナイトのポーチに変わってしまいました。こちらが新しいポーチです。
一応、こちらにもANAのロゴは入っているようです。
ウェルカムドリンクでシャンパンは飲むな!
さて、ファーストクラスではウェルカムドリンクのサービスがあります。ANAの場合、とても美しく演出してサービスしてくれます。
これぞ5つ星のおもてなし!といった雰囲気ですが、お酒があまり強くない人はここでシャンパンを選んではいけません!というのも、ウェルカムドリンクで提供されているシャンパンはKRUGではなく、ビジネスクラスで提供されているシャンパンだからです。折角のファーストクラス搭乗、ビジネスクラスのシャンパンで酔っ払ってしまうよりは、離陸まで我慢してKRUGを存分に堪能したいものです。
そんな訳で、私はANAではウェルカムドリンクは必ずオレンジジュースをチョイスします。
空の上の5つ星レストランのサービスが始まる
離陸後しばらくするといよいよ空の上レストランでランチサービスが始まります。ANAはSKYTRAX 最上位の5つ星認定エアライン。機内食への期待も高まります。
極上のシャンパンKRUGから始めよう!
まずはCAさんがドリンクのオーダーを聞きに来てくれますので、ここは迷わずKRUGを頂きます。ANAは国際線に就航以来、ファーストクラスではKRUGを提供し続けています。キリッとした力強い味わいは、機内でも十分に楽しめるシャンパンです。
シャンパンと一緒に提供されるANAファーストクラスの定番がこちらのアミューズ。毎回凝った一口サイズのおつまみが提供され、お味も本当に満足行くものです。特にチーズバーは販売したら売れるんじゃないかなと思います。
これだけでKRUG2~3杯は行けてしまいます。
前菜
ドリンクサービスが一段落したところ、前菜が運ばれてきました。
よく分かりませんが、要は鯛と帆立とキャビアが一度に楽しめる前菜です。これがKRUGによくあって、止まらなくなります。前菜だけで大満足です。
サラダ
前菜の次はサラダです。ドレッシングを3種類から選ぶことが出来ます。私はトマトドレッシングを選択しました。
ここでワインは白ワインにチェンジします。
シャブリのプレミエクリュです。
フルーティーで上品な味わい、とても飲みやすかった印象です。
メインディッシュ
いよいよメインディッシュになります。今回はビーフを選択肢ました。ANAの場合、焼き加減まで聞いてくれるので、ミディアムレアでお願いしました。機内のビーフは賭けみたいなところがあって、外れると焼き過ぎたパサパサのお肉が出てくることがあります。今回は見た目は上々のようですね。
鳥取県産和牛フィレ肉のグリル ポテトと椎茸のバター風味と照り焼きソース
さて、中身の焼き加減はどうでしょうか?恐る恐るナイフを入れてみますと、、、
ご覧のとおり素晴らしい焼き具合でした。さすがANA、いい仕事していますね~
お肉に合わせてワインは赤ワイン、コルトンのグランクリュにチェンジします。
デザート
最後はデザートです。ここまで食べているとさすがに満腹に近い状態なので、あまりお腹に貯まらないものを選びました。
ファーストクラスのデザートとなると、本当に一流パティシエが作ったようなお洒落なものになりますね。ビジネスクラスのそれとは雲泥の差があるように思います。
甘いものはブラックコーヒーとともに頂きます。
プティフールは自動的に付いてきます。←お腹いっぱいなのに(笑)
Bottom Line
これにて一先ず1度目の食事サービスが終了です。アミューズから始まり、デザートに至るまで、どの料理も見た目はもちろんお味も最高で、本当にワインが良く進みました。機内食のレベルは間違いなく最高レベルだと思います。SKY TRAXから5つ星認定を受けているのも頷ける内容でした。
CAさんのサービスはとても迅速で、全くストレスがありません。ドリンクがなくなればすぐに注ぎに来てくれますし、フランスではどのように過ごすのかとか、どこの観光がオススメだとか、ゆっくりと会話も楽しませて貰いました。ビジネスクラスはCAさんにとって戦場ですから、食事サービス中にあまりゆっくりお話している時間もありません。その点、ファーストにはその余裕もあり、やはり最上位クラスの特権なんだなと思ったのでした。
パリへのフライトはまだまだ続きます。